アル・プラザ鹿島が復旧オープン！地域連携を強化した新しい店舗

2024年7月26日、株式会社平和堂が運営するアル・プラザ鹿島が全館復旧オープンしました。このニュースは、地域の皆様にとって大きな喜びとなるでしょう。2024年の初め、能登半島地震によって同店舗は甚大な被害を受けました。内部の構造や電気水道の寸断など、その影響は計り知れませんでした。当初、1階の食品売り場は1月下旬から営業を再開したものの、特に2階の復旧には長い時間を要し、半年以上の間、営業を再開できない状態が続きました。

この度、ようやく2階の復旧工事が完了したことで、全館が早年に運営再開を果たしました。平和堂は復旧にあたり、単に店舗を元の状態に戻すだけでなく、中能登町をはじめとした被災地域の復興を支援する方策にも力を入れています。今後は、日常生活に必要な「衣・食・住・遊」が一堂に揃った魅力的な店舗に生まれ変わる予定です。具体的には、キッズライフスタイルショップ「kids fest」や、生活用品を多彩に扱う「ゆたりら」、ペットアイテム専門の「CoCoペット」などが新たに登場します。

1階部分では、日常生活を華やかにするキッチン用品や小型家電、さらにはバス・サニタリー用品が揃う「彩適生活」が新たにオープンしました。地域の皆様の生活が充実することを重視し、多様な商品を取り揃えています。2階にはお子様向けの玩具から学童用品までを扱う「kids fest」が加わり、親子が楽しく過ごせる場所となります。また、レディスファッションの「LUCA CUBE」やメンズファッションの「LAKE ROAD」も導入され、ショッピングの利便性を向上させるレイアウトへと生まれ変わりました。

アル・プラザ鹿島の復旧は、店舗自身だけでなく地域全体の復興を視野に入れたものです。地震発生当初、店舗は営業中においても人的被害がなかったのは幸いでしたが、その後、北陸電力をはじめとする関係機関との連携を強化し、復旧拠点として駐車場を提供するなど、地域の早期復旧に尽力しました。さらに、平和堂グループ全体で行われた募金活動や、義援金としての寄付は計5,000万円に達しました。

また、アル・プラザ鹿島のオープンに向けたボランティア活動も行われました。北陸エリアの社員が参加し、中能登町の復興支援に向けた困難な状況に立ち向かう準備を整えています。今後も復興のためのボランティア活動を積極的に続け、防災と復興に貢献していく予定です。このような地道な努力により、アル・プラザ鹿島は地域の人々にとって「なくてはならない存在」という目標に向かい続けます。これからの店舗の活動に、ぜひ注目していきたいところです。