京都戦時新聞 ~あのとき、京都新聞はどう伝えたのか
2026年度の坂田記念ジャーナリズム賞において特別賞を受賞した「京都戦時新聞」が、いよいよ全国の書店で発売されることが決定しました。これは、京都新聞の歴史的な連載企画をもとにしており、太平洋戦争の最中の京都の様子を知るための貴重な資料となります。
書籍の内容
本書『京都戦時新聞』では、1941年から1945年にかけての京都新聞の8786ページにわたるデータから、当時の世相や重要な出来事を厳選し、新たに再構成された記事を提供。不明瞭な部分を省き、一般読者が読みやすい形に整えられています。これにより、現代の私たちが京都の戦時中の生活に思いを馳せる良い機会となるでしょう。
特集内容
書籍は60ページにわたり、全てカラー印刷で当時の雰囲気をリアルに再現しています。以下のような時系列に基づいた記事が収められています。
1941年12月~1944年12月
- - 米英に宣戦布告し、ミッドウェー海戦の大戦果を報じる
- - 戦時中の祇園祭や五山の送り火の特集
- - 京都の花街が閑散とする様子、神風特攻隊や京都出身の勇士などの報道
1945年1月~1945年7月
- - 京都市での初の空襲、馬町空襲の記録
- - 米国による気球爆弾や「紙爆弾」の被害
- - 最大の被害を受けた西陣空襲や沖縄戦についての特集
1945年8月~1945年9月
- - ソビエト連邦参戦や広島、長崎に投下された新型爆弾の状況
- - 灯火管制の解除後、明かりが戻った京都の様子
- - 特集「もし、京都市に原爆が落ちていたら」
- - 戦時中の女性を巡る報道「生めよ殖やせよ」
書籍仕様と販売情報
この書籍は、特製ケース入りで装画は今日マチ子氏が手掛けています。また、より深く学べるように解説が付いたブックレットも同封されています。
- - 定価: 2,700円(税抜)
- - ISBN: 978-4-7638-0806-6
- - 発売日: 2026年4月10日
- - 発行: 京都新聞出版センター
書籍は全国の書店でお求めいただけます。歴史に興味がある人や教育現場で活用する際にも最適な一冊です。
お問い合わせ
詳しい内容や取材のお申し込みは、京都新聞社報道部までご連絡ください。特に個別インタビューのリクエストにも応じています。
また、書店での発売に関するご注文は、京都新聞出版センター担当の吉田千恵までお願いします。