読み書き困難な子どもを支援する「読み書きアセッサー養成講座」第3期開講!
2024年4月1日施行の障害者差別解消法改正により、事業者による障害者への合理的配慮の提供が義務化されました。学習障害(LD)や読み書きの困難さに応じた学習方法の調整は、どの学校でも当たり前になりつつあります。しかし、読み書きがスムーズにできない子どもたちへの支援は、依然として課題を抱えています。
読み書き困難な子どもたちの状況を客観的に評価し、適切な支援につなげるための「読み書きアセッサー」の重要性が高まっています。認定NPO法人エッジが開催する「読み書きアセッサー養成講座」は、アセスメントスキルを習得し、子どもたちの学習困難を克服するための適切な支援を提供できる人材育成を目指した講座です。
アセスメントで子どもの可能性を引き出す
読み書き困難を抱える子どもたちは、40人学級に3人程度いると言われています。しかし、学校での配慮調整は、本人と保護者が申し出て交渉しない限り進まないケースが多く、教員間や学校間の対応にばらつきが見られるのが現状です。
読み書きアセッサーは、読み書きの困難さを客観的に評価することで、子どもの特性に合わせた具体的な支援策を提案できます。アセスメントを通じて、子どもの可能性を引き出し、学習意欲を高めることが期待されます。
講座内容と特徴
本講座は、「eラーニング」と「演習」で構成されています。eラーニングでは、読み書き困難のメカニズムやアセスメント方法を動画で学びます。演習では、実際にアセスメントを実施し、結果に基づいた支援策の立案方法を習得します。
eラーニング
受講期間:2024年7月15日~2024年8月31日(申込〆切8月10日)
形式:動画によるeラーニング学習(約4時間)
受講料:33,000円(税込)(学割半額)
テキスト:『子どもの味方の「読み書きアセッサー」~一人一人の本来の力を引き出す学習方法の根拠がわかる~』
eラーニング講師:河野俊寛(北陸大学国際コミュニケーション学部心理社会学科教授、読み書き検査URAWSSの開発を手がける)
演習
開催日時:2024年9月28日(土)10時~16時
形式:会場(東京都港区内)とオンライン同時開催
受講費:11,000円(学割半額)
受講資格:eラーニングで修了認定された方
受講対象者
公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士、言語聴覚士などの有資格者
学校の教員や通級指導担任、スクールカウンセラー
発達支援センターの職員、放課後等児童デイサービスの職員
特別支援教育専門員(東京都)など各地で支援に携わっている方
エッジの読み書き困難指導支援講座修了の方
受講生の声
「アセスメントが結果として支援と合理的配慮に繋がらなければ意味がない。その部分を網羅しているのが素晴らしい」(医療関係者)
「河野先生の講義は分かりやすく、隙間時間に受講できた。ディスレクシアのメカニズムから合理的配慮まで学ぶことが多く、どの章も大変勉強になった」(個人塾講師)
「保護者や担任の先生に、このお子さんはこういう支援が必要だと、根拠を持って説明できるようになった」(教員)
認定NPO法人エッジについて
認定NPO法人エッジは、ディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的として活動しています。ディスレクシアの人が生き生きと暮らせる社会を目指し、正しい情報の啓発活動、支援者養成、当事者ネットワークづくりに取り組んでいます。
詳細・申込
https://lp.npo-edge.jp/JAcourse3
皆様のご支援をお願いいたします
認定NPO法人エッジは、皆様のご寄付、協賛、お力添えによって活動しています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
講師派遣・企業協賛:https://www.npo-edge.jp/contact/
* ご寄付:https://www.npo-edge.jp/support-us/
取材に関するお問い合わせ先
認定NPO法人エッジ広報谷本
[email protected]