テラスカイ、みずほ銀行とビジネスマッチング契約を締結
株式会社テラスカイは、このたび株式会社みずほ銀行とビジネスマッチング契約を結び、中小企業へのSalesforceの販売および導入支援を開始することを発表しました。この取り組みは、特に人材不足やデジタルトランスフォーメーション(DX)が進行中の中小企業に対して、具体的かつ実践的な支援を目指しています。
契約の背景
テラスカイはこれまで、主に大手企業へのSalesforce導入を手掛けていましたが、近年では中小企業でもクラウド利用への関心が高まっています。それを受け、テラスカイは営業体制の強化に取り組んできました。2024年には西日本支社のオフィス増床や、新たにサテライトオフィスを4地点に設置する計画を進め、全国規模での営業基盤の強化を図っています。みずほ銀行は地域経済の中心である中小企業への支援を推進しており、テラスカイとの連携はその一環として位置づけられています。
提供するサービス
知見の共有
テラスカイは、みずほ銀行が保有する法人顧客に、21,000件以上の導入実績から得た知見を活用し、最新のクラウド技術に基づく支援サービスを提供します。中小企業がDXを実現できるように、導入から運用に至るまで、伴走型でのサポートを行います。
先進ソリューションの提供
人材不足問題に対しては、テラスカイのグループウェア「mitoco」やSalesforceを活用した特別なソリューションを提案することで、業務効率化を図ります。また、Salesforceが提供するAI支援プラットフォーム「Agentforce」との統合により、精度の高い財務分析を基にした経営戦略の策定も支援します。
体制の整備
テラスカイは、みずほ銀行との契約を機に広域営業部門の新設を行い、2025年9月から本格稼働させる予定です。この新しい営業体制により、テラスカイ及びそのグループ会社が総合的にSalesforceの導入および運用を支援します。
まとめ
テラスカイは、みずほ銀行が進める「みずほデジタルコネクト」に賛同し、法人顧客がDXを推進できるように支援していきます。テラスカイの専門性と、みずほ銀行の広範なネットワークを結集することで、多くの中小企業の成長を後押しすることができると考えています。両社の連携を通じて、日本全体の持続可能な発展に寄与していく所存です。
株式会社テラスカイの概要
テラスカイは2006年設立以来、クラウド領域でリーディングカンパニーとして展開しており、Salesforceのトップパートナーとして数多くの導入実績を持っています。金融業界や医療、サービス業界など、さまざまな分野での実績を背景に、より良いサービスの提供と開発効率の向上に貢献してきました。所在地は東京都中央区日本橋で、証券コードは3915(東証プライム)です。