ダスキン大掃除調査
2025-10-22 10:32:20

ダスキン調査: 2024年の大掃除実施率が過去最低に 世帯別に見る傾向

ダスキンによる2024年の大掃除実態調査



株式会社ダスキンが行った2024年末に関する大掃除の意識・実態調査の結果が発表されました。この調査は、2005年から続けられており、今年で21回目を迎えます。調査対象は全国の20歳以上の男女4,160人で、インターネットを通じて行われました。

大掃除実施率は51.1%と過去最低



2024年の大掃除実施率は51.1%と、2008年末以降で最も低い数値となりました。これは、前年の52.6%から微減した結果です。特に注目すべきは、子育て世帯および共働き世帯は比較的高い実施率を示している一方で、シニア世帯は実施率が43.2%と低迷している点です。実施しなかった理由としては、普段から掃除をこまめに行っている、または時間がないという意見が上位を占めており、忙しいライフスタイルが影響していることが伺えます。

家族の参加意識と世帯別の実績



大掃除に参加した家族の割合を見てみると、夫婦が主体的に参加しており、特に妻の参加率が高い84%に対して、夫の参加率は65%となっています。年齢が上がるにつれて子どもの参加率が減少する傾向も見られます。さらに、夫の満足度は91.1%と高い一方で、妻は74.6%に留まり、配偶者間での満足度にはギャップが存在することも特徴的です。

単身世帯の大掃除実態



調査では、単身世帯が大掃除を実施する割合が低く、既婚や子育て世帯と比較してもその傾向が顕著でした。単身世帯は普段の掃除を重視し、大掃除の際に特別な場所の掃除を追加する割合は少ないことが分かりました。自身のペースで清掃を行っているため、掃除の頻度も他の世帯よりも低くなっています。

お掃除のプロへの依頼実態



年末の大掃除でプロに依頼する率は10.1%と、前年より微増しています。特にエアコンの掃除の依頼が多く、その満足度は83%と高い数値を示しており、利用者が増えていることが推察されます。とはいえ、実際に依頼へのハードルは高く、59.8%の人がプロに依頼したいと考えているものの、手続きに踏み出せない様子も伺えます。

この調査結果から、年々大掃除への取り組み姿勢が変わってきていることが明らかになりました。特に、忙しい現代人には大掃除の習慣が薄れつつあることが伺え、今後の掃除文化やサービスのあり方が問われることになるでしょう。



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会社情報

会社名
株式会社ダスキン
住所
大阪府吹田市豊津町1番33号
電話番号
0120-100-100

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