一関市、AIチャットボット導入
2024-03-19 11:50:02

岩手県一関市、生成AIチャットボット『easyBot』を自治体初導入!市民サービス向上へ期待

岩手県一関市、AIチャットボット『easyBot』を導入し市民サービス向上を目指す



岩手県一関市は、市民向けサービスの向上を目的に、生成AIを活用した会話型AIチャットボット『easyBot』を導入しました。これは自治体として初の試みとなります。開発・提供したのは、合同会社EasyDialogです。

3月15日より運用開始された『easyBot』は、市政に関する情報提供や市民からの問い合わせ対応を24時間365日行います。従来の行政サービスでは対応が難しかった時間帯や、多様な生活スタイルを持つ市民のニーズにも柔軟に対応できる点が大きなメリットです。

『easyBot』導入の背景とねらい



一関市は、市民との円滑な情報共有とコミュニケーションの促進を目的として、デジタルサービスの強化に力を入れています。その一環として、AI技術を活用した『easyBot』の導入に至りました。

『easyBot』導入によって期待される効果は多岐に渡ります。まず、市民は時間や場所を選ばずに必要な行政情報にアクセスできるようになります。従来、窓口に直接行かなければならなかった手続きや問い合わせも、チャットボットを通じて簡単に済ませることが可能です。

さらに、『easyBot』は多言語対応にも対応しているため、外国人住民の行政サービス利用も容易になります。これは、高齢化や人口減少が進む地方都市において、行政サービスの公平性と利便性の向上に大きく貢献すると期待されています。

『easyBot』の機能と特徴



『easyBot』は、単なるFAQシステムではなく、高度な自然言語処理技術を用いて、市民からの複雑な質問にも正確に回答できるよう設計されています。LINEやWebブラウザ、電話、Alexaなど、多様なプラットフォームに対応しており、市民にとって使いやすいインターフェースを提供します。

主な機能は以下の通りです。

自然言語による質問理解と回答
多言語対応(日本語データベース構築で多言語対応を実現)
Webサイトやドキュメントからの自動データベース構築
多様なプラットフォーム対応(Webブラウザ、LINE、Alexa、電話など)
音声認識と音声回答
管理画面からの回答追加やトレンドワード検索
* 簡単なチャットボット作成と運用

今後の展望



EasyDialogの代表、ノイマン氏は、「一関市への『easyBot』導入によって、市民サービスの向上に貢献できることを大変光栄に思います」とコメントしています。

一関市は、『easyBot』の運用を通じて得られたデータやフィードバックを分析し、サービスの更なる改善に繋げていく予定です。将来的には、他の自治体への導入も視野に入れ、地方自治体におけるデジタル化推進に貢献していく考えです。

EasyDialogについて



EasyDialogは、独自のボットフレームワークを用いて、様々な規模の会話型AIボットの設計、開発、運用を支援する企業です。企業向け、個人向けなど、幅広いニーズに対応したサービスを提供しています。

会社情報

会社名
合同会社EasyDialog
住所
神奈川県横浜市都筑区仲町台5丁目7番4-201
電話番号

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