エプソンが新しいフラットベッドタイプのスキャナーを発売
エプソン販売株式会社は、2025年5月29日にA4ドキュメントスキャナーの最新機種『DS-1760WN』と『DS-1730』を発表しました。この新商品は、デジタル化の進展に伴う書類電子化のニーズに応えるために設計されています。特に、窓口業務や経理業務において重要な役割を果たすスキャナーです。
進化したフラットベッドスキャナー
近年、申請書類や領収書など、多種多様な書類を電子化する必要性が高まっています。フラットベッドタイプのスキャナーは、特に形の不規則な書類や冊子を容易に読み取れるため、非常に便利な存在です。『DS-1760WN』と『DS-1730』は、その利便性をさらに強化しています。これらの新機種は、既存のモデル「DS-1630」と比べて生産性が向上し、作業効率の面でも大きく進化しました。
高速スキャンと機能性
新モデルの特筆すべき点は、ADF(オートドキュメントフィーダー)機能を搭載し、両面同時読み取りが可能なことです。1分あたり最大30枚、60面のスキャンが実現され、これまで以上にスピーディーに書類を電子化できます。また、給紙容量も60枚に増加しており、大量の書類も一度に処理できるため、業務がさらに効率的に進むことでしょう。
さらに、原稿台に複数の書類を並べてスキャンする機能が初めて搭載されています。この機能を活用することで、例えば名刺や領収書を一度にスキャンし、各書類を個別に保存することができます。これにより、スキャン後のトリミング作業が不要になり、作業時間を短縮できます。
新たなネットワーク機能
特に『DS-1760WN』は、フラットベッドタイプでは初めてのネットワーク標準対応モデルとなりました。このことにより、複数のPCからスキャナーを共有したり、スマートデバイスから直接スキャンすることが可能です。また、有線及び無線LANに対応し、職場内で簡単にデータを共有することも実現しました。これまでの操作性を考慮した設計により、特に職場のデジタル化が進む中での使用が期待されます。
エプソンからのコメント
エプソンの代表者は「私たちの新しいスキャナーは、ユーザーのニーズに応えるためのものです。特に使いやすさと生産性の向上に焦点を当てて設計しました」と述べています。このコメントからも、エプソンが常に顧客の期待に応えることを重視していることが伺えます。
結論
エプソンの新たな『DS-1760WN』と『DS-1730』は、業務の効率化を図るための強力なツールとなること間違いありません。今後、これらのスキャナーがどのように業界に貢献していくのか、注目が集まります。