AX3650S発表
2010-12-21 11:00:03

アラクサラネットワークス、ハイエンドボックス型スイッチAX3650Sを発表

アラクサラネットワークスが新たに発表したAX3650S



アラクサラネットワークス株式会社は、ボックス型レイヤ3スイッチの最上位機種AX3650Sを正式に発表しました。この製品は、ネットワーク仮想化を実現し、企業の情報通信に大きく寄与することを目的としています。

ボックス型でも高性能なネットワーク仮想化



AX3650Sは、ネットワーク・パーティション技術により、複数のネットワークを安全に統合・管理することが可能です。この技術は、仮想的にネットワークを分割し、それぞれの部分のセキュリティや独立性を保ちながら、リソースの最適化を図ります。このため、特に大規模なネットワークを持つ企業にとっては、非常に魅力的な選択肢となります。

VRF機能と豊富なポート数



この新製品は、単なるVRF機能の搭載にとどまらず、最大収容能力をサポートしています。1Uサイズでありながら、大規模なネットワークにも対応できる設計で、多地点に分散する拠点を低コストで構築することができます。また、最上位モデルは6ポートの10Gbpsアップリンクポートを採用しており、さらに性能が向上しています。

視覚化ツールの提供



AX3650Sの登場に伴い、大規模な分散VRFネットワークの運用管理をサポートする視覚化ツールも提供されます。このツールは、仮想化されたネットワークの構成を直感的に理解できるように設計されており、物理的なネットワーク構成との対応付けも簡単に行えることが特徴です。これにより、ネットワークの利用状況も一目で把握でき、運用効率が向上します。

将来的なアップグレード



AX3650Sは、将来的にスタック機能のサポートも予定しています。これにより、複数台のスイッチを一元管理し、さらに高い冗長性を持ったネットワーク構築が可能になる見込みです。

製品ラインナップと市場予測



AX3650Sは、多様なモデルをラインナップし、AX3600Sシリーズ全体で2024年までに2万台の出荷を見込んでいます。それぞれのモデルには冗長電源を内蔵しており、信頼性も向上しています。

アラクサラネットワークスの企業理念



アラクサラネットワークスは、『快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献』という企業理念を掲げています。情報ライフラインを支え、企業や個人のニーズに応える製品とサービスを展開しています。

この新製品AX3650Sは、その理念の具体化であり、今後の情報通信業界において重要な役割を果たすことが期待されています。

会社情報

会社名
アラクサラネットワークス株式会社
住所
神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号新川崎ツインタワー西棟
電話番号

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