療育センターとソラカメ
2025-06-13 11:48:58

療育センターエコルドが導入したクラウド型カメラ「ソラカメ」とは

療育センターエコルドが導入したクラウド型カメラ「ソラカメ」とは



株式会社ソラコムが提供するクラウド型カメラサービス「ソラカメ」が、D&I株式会社が運営する療育施設「療育センターエコルド」に導入されたことが明らかになりました。この取り組みは、特に1〜6歳の知的発達や運動発達に特性を持つ子どもたちの支援の質を高めることに貢献しています。近年、子どもたちとの関わりが密になる中で発生する危険やトラブル、その際に保護者への説明を行う負担は、従業員の精神的な課題として浮上していました。

導入の背景



療育センターエコルドでは、専門スタッフがお子様一人ひとりに向けた個別の療育プログラムを行なっています。しかし、子どもたちとの日常的な接触には、予期しないトラブルやリスクが伴うことがあります。そこに来るのが「ソラカメ」の導入です。リアルタイムでの映像視聴とクラウド録画が可能なこのサービスは、施設全体の状況を可視化することで、子どもたちの安全を確保し、保護者との信頼関係を強化することが期待されています。

ソラカメの機能と導入効果



療育センターエコルドには7台のカメラが設置されており、各部屋の様子を様々な角度から確認可能です。センター長は複数のタブレットを通じて子どもたちの動きに目を光らせています。ある事例では、従業員が一瞬目を離した際に子どもが思わぬ動きを見せた時、センター長が迅速にカメラ映像をチェックし、スタッフに注意を促すことで事故を回避しました。このように、映像技術はトラブルを未然に防ぐ強力な助けとなっています。

さらに、クラウド録画による実績は、保護者とのコミュニケーションにも大きな効果を発揮しています。状況を映像で共有することで、主観的な説明に頼ることなく、より透明性のある情報提供が可能となり、保護者の安心感を深めています。

従業員の成長への寄与



「ソラカメ」の導入によって得られた映像をもとに、スタッフは自らの支援の姿勢や対応を振り返る機会が増えました。実際に、職員からは「自分の対応を映像で見直したい」という声や、「センター長の指導の下で成長したい」といった意見が寄せられています。これにより、支援の質の向上が図られ、スタッフのモチベーション向上にもつながっています。

実際の利用者の声



北村耕太郎氏(療育センターエコルド)は、「子どもたちの支援に真剣に取り組むほどトラブルは増えるが、映像があれば保護者への説明がスムーズになる」と語ります。映像技術の導入を通じて従業員の意識や行動がポジティブに変わったことで、結果として支援の質も向上しているという評価が得られています。

まとめ



「ソラカメ」は、Wi-Fiを通じて常時録画し、その映像をクラウド上に保存するサービスです。リアルタイム視聴や、動きや音の変化を捉えた短時間の録画が可能なライセンスを選択できるため、様々なニーズに対応しています。このような革新技術が、療育現場において子どもたちの支援と従業員の成長を如何に促しているのか、今後の動向にも注目です。

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会社情報

会社名
株式会社ソラコム
住所
東京都港区元赤坂1丁目5−12 住友不動産元赤坂ビル 9階
電話番号

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