東京都と大阪府で開催される食品中の放射性物質についてのリスクコミュニケーション

食品中の放射性物質とそのリスクについての意見交換会

内閣府食品安全委員会が主催する「食品中の放射性物質〜今と未来への歩み〜」というテーマの意見交換会が、2024年11月に東京都と大阪府にて開催されます。このイベントでは、食品に含まれる放射性物質に対する理解を深めることを目的としています。

開催情報

東京会場は11月18日、西村が開催され、大阪会場は11月25日に行われます。両会場は、それぞれ異なる地域の参加者に向けて、リスクコミュニケーションを促進する重要な機会を提供します。特に、基調講演やパネルディスカッションを通じて、食品中の放射性物質についての理解を深め、専門家と直接意見を交わすことができます。

基調講演の内容

基調講演は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の熊谷敦史氏が「放射性物質についての基礎知識」と題し行います。放射性物質が食品に与える影響とその管理方法について解説します。これに続く、消費者庁や厚生労働省、農林水産省、経済産業省などの各行政担当者からの情報提供も予定されています。

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、フリーアナウンサーの竹山マユミ氏がコーディネーターを務め、様々な専門家がパネリストとして参加します。ここでは食品中の放射性物質に関する疑問や懸念を解決するための具体的な意見交換が行われる予定です。パネリストとしては、農業関係者や消費科学の専門家が参加し、多角的な視点から意見を交わす機会となります。

参加方法と定員

参加は無料ですが、会場参加は定員100名、オンライン参加は200名に制限されています。申し込みはインターネットまたは電子メールで受け付けており、事前に登録が必要です。各会場の申込締切は、東京会場が11月11日、大阪会場が11月18日までとされています。参加希望者が定員を超えた場合は、抽選が行われる可能性もあります。