株式会社Armorisが特定講習を提供開始
2025年5月より、株式会社Armorisが情報処理安全確保支援士向けの特定講習を開講します。この講習は、経済産業省からの認定を受け、侵入型サイバー攻撃に対する防御に必要な知識とスキルを提供します。
講習の概要
Armorisが提供する講習は、「侵入型サイバー攻撃(標的型攻撃)に関する攻撃・防御学習講座」と名付けられ、実践的なスキルの習得を目指しています。情報処理安全確保支援士は、国家資格であり、その更新には講習の受講が必要です。この特定講習は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の講習と同等またはそれ以上の効果を有しています。
学習内容と特徴
本講習では、サイバー攻撃への対応に必要なスキルを革新的な手法で培います。特筆すべきは、防御側のエビデンス分析やログ調査だけでなく、攻撃者の視点を取り入れた実践的な学習です。具体的には、疑似環境内で攻撃ツールを使用し、攻撃者の思考や行動パターンを深く理解することができます。
学ぶスキル
1.
攻撃者視点の把握
- サイバー攻撃者の攻撃フローである「サイバーキルチェーン」を理解
- それぞれの攻撃フローで使用されるツールと記録されるエビデンスを把握
2.
高度な調査技術
- 専門の調査ツールを効果的に活用する方法
- 攻撃者の活動を意識した調査アプローチを学ぶ
3.
多角的なエビデンス分析
- 各エビデンスの内容を把握し、調査に活用する方法
- 端末内のエビデンスやネットワークログを用いた総合分析
具体的な到達目標
この講習を通じて、参加者は次のスキルを習得します。
- - 攻撃者の戦略や攻撃アプローチの理解
- - サイバー攻撃によって記録されるエビデンスの把握と解釈
- - エビデンス調査アプローチおよび活用方法
講座の監修者や講師
この講習は、Armorisの執行役員である竹田春樹氏によって監修されています。彼は2004年からサイバーセキュリティ関連の業務に携わり、多くのインシデント対応や調査・分析業務を経験してきました。また、ハンズオントレーニングの講師としても広く活動しています。さらに、OSINTを利用した情報収集分析にも力を入れています。
講習の詳細とスケジュール
- - 講習名称: 侵入型サイバー攻撃(標的型攻撃)に関する攻撃・防御学習講座
- - 開催日程:
第1回: 2025年5月13日(火)10:00-17:30
第2回: 2025年6月11日(水)10:00-17:30
※以降の開催日程もArmorisのウェブサイトで発表されます
- - 講習形態: 集合形式
- - 定員: 各回10名(最少催行人数3名)
- - 開催場所: Armoris 秋葉原オフィス(東京都台東区)
- - 受講料: 100,000円(税別)
お申し込み方法
本講習に関する詳細や申し込みは、Armorisの公式ウェブサイトでご確認ください。情報処理安全確保支援士資格を維持するためのこの特定講習は、サイバーセキュリティ分野での専門知識を最新のものに保つための重要なステップです。
公式ウェブサイト:
Armoris
このように、株式会社Armorisは高度なサイバーセキュリティ人材育成を通じて、企業や組織の安全性を高めていく力強いパートナーです。