白糠町から届く絶品「活イソツブ貝」の魅力とは？

豊かな自然がもたらす海の恵み

北海道白糠町の豊かな海は、絶品の「活イソツブ貝」を育てる環境として知られています。株式会社イミューが設立した子会社、株式会社シラリカがこの貝の魅力を最大限に引き出し、数量限定で販売を開始します。2025年3月21日から、4cm以上の特大サイズのイソツブ貝が殻付きのまま提供され、地域の食文化を生かした新たな商品が皆様の手に届くのです。

イソツブ貝とは？

イソツブ貝（エゾバイ）は北海道特有の貝で、特に地元の人々に親しまれてきました。この貝は、小型のものは味噌汁の出汁、そして大型のものは煮付けや塩茹でなどに利用され、しっかりとした食感と豊かな旨味が特徴です。特に白糠産は、荒波で育ったため身が引き締まり、味わいも濃厚です。
漁師たちは厳選したサイズの貝を出荷し、持続可能な漁業の実現に向けた取り組みも行っています。小さな貝は海に戻されるなど、今後の資源確保に責任を持った漁業が行われています。

近年、白糠町ではイソツブの資源が回復し、質の高い貝が獲れています。今回はその中でも4cm以上の大きな個体を厳選し、「活イソツブ貝」として販売されるのです。

地域資源を守る取り組み

白糠町漁協は資源管理に注力しており、イソツブ漁でも各漁船に漁獲量の上限が設けられています。これにより、環境に配慮した漁業が実施され、定められた区画内での漁獲やサイズ選別が行われています。また、6月から8月の禁漁期間を設けることで、交尾・産卵期を保護し、持続可能な漁業を実現しています。

イソツブ部会の部会長、渡邊祐一郎氏は、「育てる漁業」を通じて、環境問題を考慮しながら地域の漁業の発展を目指しています。