CEATEC JAPAN 2018
2018-10-09 16:06:21

未来の技術を結集!CEATEC JAPAN 2018で中小企業が挑む新たな共創

CEATEC JAPAN 2018での中小企業の挑戦



CEATEC JAPAN 2018が2018年10月16日から19日まで、千葉市の幕張メッセで開催されました。この展示会では、未来の技術を活用した様々な製品が一堂に集まり、特に中小企業の技術革新が注目を集めました。

中小企業による未来の共創



イベントには「安心・安全、防災」「環境」「健康」「バリアフリー」といったテーマに基づいて、中小企業20社が出展しました。これらの企業はAI技術やIoTを駆使して、新たな製品やサービスを提案し、業界の枠を超えたコラボレーションを目指しています。特に、最新の技術を駆使した製品は、社会における課題を解決するための強力なツールとなることが期待されています。

出展企業の中には、アースアイズが提供する「AIガードマン」が特筆すべき存在です。このシステムは、AIを搭載したカメラを用いて店内の不審行動をリアルタイムで検知し、即座に店員に通知します。これにより、万引き防止に貢献するだけでなく、安心安全な店舗環境の提供に寄与しています。また、アルゴリズムによる独自の不審者検出技術を採用しており、商業施設における新たな防犯手段として注目されています。

テクノロジーの進化を感じる展示



さらに、株式会社MetaMoJiが取り組む最新のペーパーレス会議アプリ「MetaMoJi Share for Business」も引きました。従来のテレビ会議システムでは実現できなかった、参加者全員による手書きでの意見交換を可能にし、双方向で活気のある会議が実現します。このアプリケーションは、従来型の会議スタイルに新たな風を吹き込むもので、ビジネスシーンでの活用が期待されています。

もう一つの注目技術は、株式会社AnchorZの「DZ Security」です。この革新的な認証技術は、スマートフォンを通じた個人の行動パターンや生体情報を用いて、ユーザーが認証された状態を維持し続けることを可能にします。これにより、ユーザーは煩雑なパスワードの入力から解放され、安全性を高めることができます。

中小企業世界発信プロジェクトの意義



このような出展は「中小企業世界発信プロジェクト2020」の一環として行われており、プロジェクトは東京2020大会などを背景に、日本全国の中小企業が持つ優れた製品を世界中に発信することを目指しています。中小企業世界発信プロジェクト推進協議会は、東京都や各中小企業支援機関と連携して、企業の国際展開を支援し、ビジネスチャンスを広げる役割を担っています。

最先端の技術を通じて、社会のニーズの変化に応える中小企業の挑戦は、今後とも注目を集めることでしょう。CEATEC JAPAN 2018は、未来のビジョンを描くための重要なステージとなりました。

会社情報

会社名
公益財団法人東京都中小企業振興公社
住所
東京都千代田区神田佐久間町1-9
電話番号
03-3251-7886

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