AR技術を活用した高校生のまちづくりプロジェクトが始動！

ARミライナビ基山プロジェクト

このプロジェクトは、色とりどりの未来が展開される舞台、佐賀県基山町で行われています。東明館学園の高校生たちが中心となり、AR技術を活用した地域活性化に挑戦しています。特に彼らは、地域の商店を取材し、その魅力を引き出したARコンテンツを制作することに取り組んでいます。

プロジェクトの背景

AR（拡張現実）技術は、実際の環境にデジタル情報を重ねることで、新たな体験を提供するテクノロジーです。基山町の駅前やモール商店街で行われるこのプロジェクトは、一見普通の街並みが、高校生たちの手によって特別な体験に変わることを目指します。プロジェクトの目標は、地域の魅力を再発見し、来店客を増やすことです。

取り組みの詳細

プロジェクトは2023年12月にオリエンテーションが行われ、参加する高校生たちにARの基本やビジョンが伝えられました。AR技術の可能性と共に、基山町を盛り上げる方法について考察が行われ、生徒たちの積極的な参加が期待されています。

授業は2024年1月より始まり、最初の授業では商店の課題を聞き出すためのヒアリングシートを作成しました。その後、生徒たちは実際に商店へ訪れ、店主の方々にインタビューを行うことで、地域の課題を理解し、それを元にARコンテンツを作成する予定です。

ARコンテンツの制作

高校生たちは株式会社palanの協力を得て、ノーコードでARコンテンツを制作します。QRコードを利用することで、観光客や地域住民は各店舗で提供されているAR体験を簡単に楽しむことができ、店舗の魅力を直感的に理解できる仕組みになっています。

今後の展望

プロジェクトは3月中旬に発表会が予定されており、基山町の商店が一堂に会し、生徒たちが制作したAR作品が展示されます。地域住民や観光客が集まり、基山町の新たな魅力を発見するきっかけとなるでしょう。

また、2月にはクラウドファンディングも計画しており、地域の支援を受けながら更なる発展を目指します。ARミライナビ基山プロジェクトは、地域と高校生の新しい形の協働モデルとして注目されており、今後の展開が非常に楽しみです。