東洋炭素が再生可能エネへ
2025-05-26 10:37:16

再生可能エネルギーの新たな時代が到来!東洋炭素とテスが提携し工場向けオンサイトPPAを実施

再生可能エネルギーの新たな展開



この度、東洋炭素株式会社とテスホールディングス株式会社の連結子会社であるテス・エンジニアリングが、工場向けで国内最大級となるオンサイトPPAを締結しました。この取り組みは、香川県三豊市の詫間事業所で、2027年6月から開始される予定です。

本事業の概要

本プロジェクトでは、詫間事業所に隣接する東洋炭素の土地に、近距離で利用可能な自家消費型の太陽光発電システムが設置され、電力供給を行います。太陽光発電システムの発電能力は約20MWで、年間の発電量は2368万kWhに及ぶ見込みで、全ての電力を詫間事業所へ供給します。これにより、同事業所の年間電力需要の一部を賄い、約1万1258トンのCO₂排出削減が期待されるのです。

本プロジェクトが実現するためには、大規模な太陽光モジュールの設置が求められます。このシステムは、東京ドームおよそ3個分に相当する約14万㎡の広大な敷地に約36,000枚の太陽光パネルが設置される計画です。これにより、需要家がオンサイトで発電した電力を利用することが可能となり、安定した電源の確保が見込まれます。

カーボンニュートラルに向けた取り組み

現在、企業の多くがカーボンニュートラルに向けた努力を続けています。再生可能エネルギーの普及が急務とされる中、今回のプロジェクトによる太陽光発電の導入は特に注目されるべきです。テス・エンジニアリングは再生可能エネルギーを主力電源とし、電力需要の変動や燃料問題の影響を軽減することが可能となります。

東洋炭素も「東洋炭素グループ環境方針」を定めており、環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。2027年からの供給に向けて、今後も製品と生産活動の中で省エネやエネルギー創出にも力を入れていくつもりです。

参画企業の概要

  • - 東洋炭素株式会社
- 本社: 大阪市北区梅田
- 代表者: 近藤尚孝
- 設立: 1947年7月
- 事業内容: 高機能カーボン製品の製造・販売

  • - テス・エンジニアリング株式会社
- 本社: 大阪市淀川区
- 代表者: 髙崎敏宏
- 設立: 1979年5月
- 事業内容: 省エネ・再エネ設備の提供

今後の展望

オンサイトPPAによるこの新たな試みを通じて、企業は特にエネルギーの安定供給を図り、コスト削減や地球環境への配慮を両立させることができるでしょう。加えて、環境負荷の低減を求める声が高まる中で、カーボンニュートラルの実現に向けた大きな一歩となることが期待されます。今後、カーボンニュートラル社会の実現に向けての成長が注目されるこのプロジェクトから目が離せません。


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会社情報

会社名
テスホールディングス株式会社
住所
大阪市淀川区西中島6丁目1番1号新大阪プライムタワー
電話番号
06-6308-2794

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