新たな発酵の風を運ぶ「ONIGIRI SUI」の誕生
2024年10月1日(火)、埼玉県草加市に「ONIGIRI SUI」が新たにオープンします。このおにぎり専門のフードトラックは、発酵をテーマにした独自のメニューを提供し、現代社会における食文化の重要性を再認識させるきっかけとなることを目指しています。
ONIGIRI SUIのコンセプト
「ONIGIRI SUI」は、急速に変化する現代において、自然の力である発酵に注目してほしいとの願いからスタートしました。ブランドロゴは、自然界に見られる曲線を用いており、ストレートなデザインではなく、流れるような線を通じて自然との調和を表現しています。これにより、見る人に親しみを感じさせるデザインとなっています。
また、多様な具材を使って色彩と味を融合させ、一つの作品として仕上げることを重視したメニュー開発が行われています。日本の伝統的な「おにぎり」をグローバルに広めることを目指し、ブランド名も英語で表現されています。地域と共に成長しその思いを発信することは、ONIGIRI SUIにとって重要な使命です。
フードプロデューサー佐藤智香子の監修
「ONIGIRI SUI」のメニューは、フードプロデューサーであり料理家の佐藤智香子が監修しています。彼女はアナウンサーを経て料理の世界に身を投じ、フレンチを学びつつも広範な料理技術を持ち合わせています。
また、彼女の著書「365日おにぎりレシピ」は翻訳され、英訳版「ONIGIRI」が世界料理本大賞を受賞するなど、その実力は国内外で高く評価されています。おにぎりの文化を伝えるために、オーストラリアやフランスでのワークショップも行い、日本の食文化を広める活動を行っています。
多彩な商品ラインナップ
「ONIGIRI SUI」では、発酵の力を感じるさまざまなおにぎりが揃っています。例えば、塩麹で漬けた焼き鮭とすじこが入った「塩麹焼き鮭すじこ大葉添え」(290円)は、おにぎり初心者にもおすすめです。辛味の発酵調味料を使った「寒造里のピリ辛ツナマヨ」(230円)や、三河みりんを使った各種おにぎりも人気です。
また、地域の焼肉店の名物煮込みを使ったおにぎりや、有機野菜を用いた菜飯おにぎりなど、地元食材とのコラボレーションも見逃せません。
地元とのつながりを大切に
「ONIGIRI SUI」は、地域との連携を強く意識し、草加市の食文化を発信する場としても期待されています。周囲の旬の食材を取り入れながら、地元愛を込めたメニューを展開していく予定です。
今後の「ONIGIRI SUI」にぜひご注目ください。草加市で新しい発酵おにぎりの魅力に出会える日を心待ちにしています。