新橋の新たな宿泊施設、STAND HOTEL Shimbashiが誕生
2026年3月6日、東京都港区東新橋にオープンする「STAND HOTEL Shimbashi」は、オフィスビルを改装したアパートメント型ホテルです。この新しい施設は、働き方の多様化とインバウンド需要の増加に対応する形で開発されました。日本でも稀有な事例となるこのプロジェクトは、空間の価値を最大化するためのソフトウェアソリューション「StayX」を運営するmatsuri technologies株式会社と、インテグラル・リアルエステート株式会社との共同開発によって実現しました。
オフィスから宿泊施設への変革
近年、リモートワークの普及に伴い、オフィスの需要は減少しており、それにより空きオフィスの活用が求められています。一方で、訪日旅行者の増加により都市部の宿泊施設は深刻な供給不足に悩まされています。そこでSTAND HOTEL Shimbashiは、オフィスビルの躯体をそのまま利用したコンバージョンホテルとして、環境負荷を軽減しながらも迅速な開業を実現しました。
このプロジェクトでは、建替えによるCO2排出や建設廃棄物を大幅に削減。新築と比較して工期を短縮し、ESG投資の観点からも評価できる開発となっています。また、テクノロジー活用によりオフィススペースを最小化し、快適な宿泊体験を提供します。
グループ・ファミリー向けの客室設計
国土交通省観光庁の調査によると、3名以上で旅行するグループやファミリー層が54.5%を占める一方、3名以上が宿泊可能な部屋は36.1%に過ぎず、このギャップを埋めるためにSTAND HOTEL Shimbashiでは全室5名以上利用可能な設計を採用しています。特に二段ベッド仕様の「STAND Shimbashi BUNK6」とファミリールームの「STAND Shimbashi 5」という2タイプの客室が用意されています。
また、立地も新橋駅から徒歩圏内となっており、浅草や渋谷、新宿、羽田空港へのアクセスも30分以内という便利さを誇ります。
開放的な共用スペースと便利なサービス
共用部分も充実しています。1階のロビーには、近所のクラフトビール店のビールやコーヒーを自販機で提供するユニークなサービスや、新橋のプロフェッショナルが常駐し、地域の魅力を発信するストリートガイド機能が搭載されています。さらに、地下にはスミスマシンを中心としたジムエリアも設置されており、宿泊客が快適に過ごせる空間が広がっています。
スマートな運営を実現するテクノロジー
民泊運営のノウハウを生かし、チェックインやチェックアウトはオンラインで完結できるフロントレス方式を採用しています。これによりリネンや備品の資材管理を効率化し、限られたスペースを最大限に活用しています。これらのサービスは、今後の宿泊施設運営の新たなスタンダードとなることでしょう。
STAND HOTEL Shimbashiは、2026年3月6日より本格運営を開始し、新橋エリアの観光拠点としての役割を果たすことが期待されています。
まとめ
この新しいアパートメント型ホテルは、環境に配慮した持続可能な開発と、旅行者のニーズに応える居住空間を提供することを目指しています。新橋での滞在をより良くするために設計されたSTAND HOTEL Shimbashiは、東京の新たな宿泊施設のモデルケースとなることでしょう。