TKPとエスクリが手を組む: 国内最大級のブライダルグループが誕生
株式会社ティーケーピー(TKP)は、2025年11月14日付で株式会社エスクリの連結子会社化を発表しました。これにより、ノバレーゼとエスクリが経営資源を統合し、国内最大級のブライダルグループが誕生します。これからのブライダル業界における変革の波を捉え、新たな市場機会を生み出す狙いです。
経営統合の背景
ノバレーゼは2000年に設立されて以来、「世の中に元気を与え続ける会社」を目指し、シンプルで洗練された婚礼施設を展開してきました。エスクリも、2003年の設立以来、東京の中心や大都市の利便性の高い場所で多様な婚礼サービスを提供しています。両社はそれぞれ強みを持ち、顧客のニーズに応えるビジネスを展開してきましたが、近年のブライダル業界の環境変化に対応する必要があります。
TKPはこの変化を「新たな成長のチャンス」と捉え、業界再編を進めています。TKPは、遊休資産を活用したビジネスモデルを拡充し、ブライダル施設においてもセンスと効率を追求していく方針です。
統合によるシナジー効果
統合後は、全国的な婚礼ネットワークが形成されます。エスクリが展開する都市型施設と、ノバレーゼの地方都市中心の施設が統合されることで、全国に広がる強固なネットワークが生まれ、自社運営の婚礼施設数は68に達し、売上高は450億円に昇る見通しです。
また、両社は内製化による製品・サービスの付加価値を向上させ、建設コストの削減を実現する計画です。これにより、利益率の向上と品質の均一化が見込まれています。また、広告戦略の合体や協力による人材確保により、コスト削減も期待されています。
統合後のビジョン
今後、結婚式の施行件数が減少する中で、ブライダル施設の新しい活用が求められます。両社は共同ブランド「CIRQ(シルク)」を立ち上げ、法人利用の拡大に力を入れる意向です。これにより、企業のイベントや特別な日を演出する場としてのブライダル施設の利用価値を再定義する計画です。
最終的には、TKPとエスクリは「結婚式を通じて、人生の喜びを広げる企業グループ」として、新しい価値を提供することを目指します。ブライダルを中心に、多様な人生の節目でのサービスを提供し、「幸せのプラットフォーム」となることを目標にしています。
今後の展望
KTKPとエスクリの経営統合によって、ブライダル事業の売上規模は業界最大級に達すると予想されます。この再編成を通じて、両社の強みにTKPのノウハウを融合させ、今までにない革新的な婚礼事業グループを目指します。地方創生や事業再生を軸とし、顧客のニーズに応える企業へと成長することを強く宣言しています。