マクサス、孤立を解消する新しいオーナー支援システムを導入

マクサス、新たな「保健室」構想を発表

株式会社マクサス（東京都品川区）が、オーナー講師の参加および「保健室」構想を発表しました。この新しい取り組みは、フランチャイズオーナーが直面する孤独感やプレッシャーを軽減し、人のつながりを重視した支援体制を目指しています。

背景

マクサスは、リユース事業として家具や家電、ブランド品等の買取を行っていますが、その運営は多くのオーナーが少人数体制で行っているため、孤独感や心理的ストレスに悩みがちです。特に、相見積や値決めの負担は重く、日々の営業活動がストレスの原因となることもあります。このような静かな離脱要因に対抗するため、マクサスは「オーナー講師参画」と「保健室」構想を策定しました。

方針: 人のつながりで再現性をつくる

「オーナー講師参画」は、成功を収めている現役オーナーが地域やカテゴリの経験を共有し、実績を持つサポート者として機能します。この取り組みには、次のような特長があります。

- 等身大のアドバイス: 本部には言いづらい本音や失敗も、同じ立場のオーナーと共有できます。
- 地域に根ざした知識: 地元の商習慣や文化に基づく助言が可能です。
- サポートの柔軟性: オーナーの状況に応じたサポートスタイルが採用されます。

「保健室」構想の意義

この構想は、オーナーが精神的に負担を感じた際に相談できる場を提供します。日報の空白や急な反応低下などのサインを本部が捉え、適切な先輩オーナーに橋渡しします。この「保健室」は単に答えを出す場所ではなく、オーナーが「明日も続けられる」状態に戻すことを目的としています。相談テーマも自由で、様々な問題に対処できる環境が整えられています。

「裏側」を言語化する理由

マクサスでは、成功のためにはルールやデータだけでなく、感情や迷いを話せる環境も必要だと認識しています。数字の裏にある心の動きに注目し、孤独を防ぐ仕組みが生産性向上にも寄与するのです。オーナー同士の再現性は、人から人への伝播によって強まります。

代表取締役のコメント

マクサスの代表取締役、関憲人氏は次のように述べています。「データと仕組みで整えるほど、人にしかできない支えの価値が際立ちます。オーナー講師と保健室は、自分を取り戻すための道しるべです。この仕組みを当たり前にし、成果の再現性を高めていきます。」

フランチャイズモデル「マクサスFC」の概要

マクサスは、「マクサスFC」と呼ばれる無店舗型の買取フランチャイズシステムも展開しています。このモデルは、オンラインで買取と販売を一貫して行う仕組みを確立し、開業コストを抑えながら高い収益を見込めるようになっています。最先端の独自システムや本部主導のウェブマーケティングによって、オーナーが集客に苦しむことはありません。また、今年度の加盟店オーナーは平均998万円の営業利益を達成しており、未経験者でも安心して事業を始めていける充実したサポート体制が整っています。