マイクロン、新245TB SSDでデータセンター向けストレージを革新

2026年5月5日、米国アイダホ州ボイシで、Micron Technology, Inc.が245TBという驚異のストレージ容量を持つ新世代SSD、Micron® 6600 ION SSDの出荷を開始しました。この製品は、特にデータセンターにおいてラックスケールのストレージ密度を高め、AIやクラウド、エンタープライズ環境において求められる次代のデータストレージを実現することを目指しています。

現行のHDDベースのシステムと比べて、Micron 6600 IONは同じRAWストレージ容量を達成するために必要なラック数を82%も削減します。これは、データセンターの運営およびメンテナンスの効率化につながります。また、本製品には最新のMicron G9 QLC NANDが搭載されており、他社の競合品よりも少なくとも1世代先行していると自負しています。

マイクロンのコアデータセンター事業部門シニアVPのジェレミー・ワーナー氏は、このSSDがデータセンターにおけるストレージの未来を象徴する存在であると述べており、その高い電力効率と大容量がAIワークロードにおける大きな課題を解決する手段になると強調しました。

特に、最新のAIワークロードの増加により、共有データが急激に増している中で、データセンターはHDDからSSDへの移行を進めています。Micron 6600 IONは、AIデータレイクやクラウドスケールのストレージ要求に併せて設計されており、これによりデータセンターのトータルコスト(TCO)の改善を図る重要な選択肢として位置付けられています。

技術面でも、245TBのMicron 6600 ION SSDは最大30ワットの消費電力で動作し、同容量のHDDに比べて消費電力を約半分に抑えることが可能です。この電力効率の向上は、データセンターが求めるサステナビリティを支援するとともに、環境負荷の軽減にも寄与します。

また、Micron 6600 IONはその容量をU.2およびE3.Lの両形式で提供しており、これによりデータセンターの運用がさらにシンプルに、かつ効率的に行えるようになります。物理的なスペースの削減とストレージ容量の拡大により、データセンターの管理が容易になり、保守の負担も軽減されるであろうと言われています。

Dell Technologiesのプロダクトマネジメント担当シニアバイスプレジデントであるトラビス・ヴィジル氏は、AIワークロードの要求に応えるためにストレージ容量の増加が重要であると強調し、245TBのドライブがデータセンターの運用コストを大幅に削減する礎となることを期待しています。

これにより、245TBのMicron 6600 ION SSDはデータセンターのフットプリントを拡大することなく、AIデータパイプラインのスケールアップに必要な密度を提供し、コスト効率に富んだAIインフラの実現にも貢献します。

今後、2026年5月18日から21日にかけて開催されるDell Tech Worldで、マイクロンはこの新製品を展示する予定で、データレイクストレージ向けに最適化されたサーバーへの搭載例が紹介されます。最新のストレージ技術の進化を是非会場でご確認ください。

会社情報

会社名
マイクロンメモリジャパン株式会社
住所
広島県東広島市吉川工業団地7-10
電話番号

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