DAOWORKSと矢作建設工業が手を組む
株式会社DAOWORKS(ダオワークス)は、名古屋に本社を置く矢作建設工業株式会社との連携を発表し、デジタル活用事業の拡大に向けた新たな一歩を踏み出しました。この提携により、両社は特に採用活動に重点を置いたメタバースの空間構築を実施しています。
メタバース空間の意義
矢作建設工業は、より多様性のある建設エンジニアの人材確保を目指し、採用活動にメタバースを取り入れました。この新しい試みは、社員共有スペースを模してDAOWORKSが提供するバーチャル空間によって実現されており、訪問者にリアルタイムで企業情報や採用情報を提供することが可能になっています。
このメタバース空間は、学生や求職者がリモートで企業の情報を取得でき、実際の社員と気軽に接触できる機会を創出します。さらに、定期的に地元企業や協力会社と連携した採用イベントも開催され、地域貢献や多様な業界との交流も促進される予定です。
メタバースの活用方法
1.
企業・採用情報の提供
メタバース空間は常に入室可能で、就職活動を進める人々に企業や採用に関する情報を提供します。
2.
イベントの開催
地元の企業や協力会社とタッグを組み、定期的に採用イベントを開催し、仕事を通じた地域貢献とやりがいについての発信を行います。
3.
インターンシップ・会社説明会の実施
遠方の学生にとっても参加のハードルが下がり、メタバースを通じてインターンシップや説明会を気軽に受けられる環境を作ります。
4.
個別面談
採用担当者や先輩社員と直接コミュニケーションを取れる場を設定し、求職者のニーズに応じた柔軟な対応を行います。
矢作建設工業の企業プロフィール
矢作建設工業は愛知県名古屋市に本社があり、総合建設会社として広範な事業を展開しています。工場や倉庫、駅舎、そして様々な土木工事も手がけ、今後も顧客ニーズに応えられるようなソリューションを提供しています。企業としての持続的成長を目指す中で、様々な社会課題へのアプローチを強化しています。
DAOWORKSの企業理念
一方、DAOWORKSはメタバースやブロックチェーン、ドローンを活用したデジタルサービスを手掛けるスタートアップです。パートナーとの連携を通じてデジタル技術のリスキリングを進め、コンテンツの魅力を最大限に引き出します。現在進行中の「ガマプロ」プロジェクトや、国交省の事業に採択されたドローンでの三次元点検事業など、多岐にわたる取り組みが期待されています。
まとめ
この新たな連携は、建設業界とデジタル技術の融合を象徴するものであり、今後の採用活動にどのような影響をもたらすのか注目が集まります。メタバースを活用したこの革新が、多くの求職者に新たな機会を提供することが期待されています。一歩進んだ採用活動の実現により、地域の活性化や多くの人材の育成につながることでしょう。