中井精也の写真展「ライカと、てつたび。」
独特の視点から新たな鉄道写真のジャンルを切り拓く写真家、中井精也の写真展「ライカと、てつたび。」が、東京と京都のライカギャラリーで開催されています。この展示では、日本各地の美しい鉄道風景が堪能できる作品が並び、訪れる人々を魅了しています。
鉄道と季節の美しい共存
中井精也は、桜や新緑、青空、夕暮れ時、さらには雪が舞い降る光景など、四季折々の風景と共に鉄道を捉えています。彼の作品は、ただ鉄道を写すだけでなく、その背後に広がる自然の美しさをも切り取ることで、観る者に深い感動を与えます。鉄道が走る先にある、または周囲に広がる景色の変化を的確に捉えた作品群は、季節の移ろいを感じさせてくれます。
開催情報
- - 東京会場: ライカギャラリー東京(ライカ銀座店2F)
期間: 2024年9月27日(金)~2024年12月1日(日)
場所: 東京都中央区銀座6-4-1 2F
電話: 03-6215-7070 (月曜定休)
- - 京都会場: ライカギャラリー京都(ライカ京都店2F)
期間: 2024年9月28日(土)~2024年12月1日(日)
場所: 京都府京都市東山区祇園町南側570-120 2F
電話: 075-532-0320 (月曜定休)
この写真展では、中井による写真集『1日1鉄!II』と『ゆる鉄』も販売されています。『1日1鉄!II』は208ページで、価格は12,650円(税込)、サイン入りファインアートポストカード2枚が付きます。一方、『ゆる鉄』は80ページで、2,750円(税込)で手に入れることができます。
中井精也について
中井精也は1967年に東京で生まれ、彼自身の視点で鉄道とその周辺の情景を撮影しています。鉄道の車両だけでなく、鉄道を取り巻く全てのものに焦点を当て、新たな鉄道写真のジャンルを切り開きました。特に「1日1鉄!」と名付けた毎日鉄道写真を撮影するブログは、20周年を迎え、全国各地の美術館で記念展を開催中です。さらに、彼は「ゆる鉄画廊NOMAD」を展開し、自身の作品を展示・販売しながら全国を旅しています。
また、テレビでは「中井精也の絶景!てつたび」(NHK BS)にレギュラー出演しており、多岐にわたってアクティブな活動を行っています。
今展は、訪れることで、日本の鉄道と美しい自然を改めて感じることができる貴重な機会となるでしょう。鉄道ファンだけでなく、写真を愛するすべての人々にぜひ訪れていただきたい展覧会です。