カンムが提供する新しい本人確認サービス "LIQUID eKYC"
株式会社カンムが、MUFGグループの一員として、ICチップと顔認証を活用した新しいオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」を導入しました。このサービスは、特に若年層の利用が多いVisaプリペイドカード「バンドルカード」の発行時に利用されます。これにより、本人確認の精度が大幅に向上し、ユーザーの利便性も一段と増すことが期待されています。
新サービスの特徴
「LIQUID eKYC」は、犯罪収益移転防止法に基づく方法であり、申請時の自動承認率がなんと約99%と言われています。これは、従来の本人確認手法と比較して非常に高い数字です。具体的には、運転免許証やマイナンバーカードなどのICチップと顔認証を組み合わせることで、本人確認が迅速かつ的確に行われます。
この新しい仕組みを導入することで、従来行っていた本人確認書類の撮影や郵送手続きが不要となり、ユーザーにとっては大きな利点となります。特に、在留外国人の確認にも対応しているため、多様なニーズに応えることができるようになりました。
自動化による効率化
「LIQUID eKYC」の導入により、審査の自動化が進み、目視確認を省くことが可能になりました。これまでのように、画像の不鮮明さや入力ミスによる問題が軽減されます。また、公的個人認証の制度においても高い精度を実現しており、安定性も抜群です。
バンドルカードの利便性
「バンドルカード」は、ユーザーにとって非常に便利なチャージ式のVisaプリペイドカードです。スマートフォンのアプリを用いて簡単に発行でき、全世界で利用できます。これにより、特に若年層を中心に多くの支持を集めてきました。最近では、2025年までに1,200万ダウンロードを見込んでおり、その人気は止まるところを知りません。
加えて、バンドルカードにはバーチャルカードと、実店舗でも利用できるプラスチック製カードがあり、用意された選択肢が多様なのも魅力の1つです。
eKYC市場での地位
「LIQUID eKYC」は、現在eKYC市場で6年連続のシェアNo.1を誇っています。これは、独自のAI技術や生体認証技術、OCR技術を駆使し、効率的な本人確認を実現しているからです。これまでに累計本人確認件数は約1.3億件、契約社数も約600社に達しており、その信頼性は高まっています。
株式会社Liquidについて
株式会社Liquidは、2018年に設立され、金融犯罪防止や携帯電話契約などにおける本人確認のオンライン化を目指して活動しています。その総合的な技術の組み合わせにより、利便性とセキュリティの両立を図っています。
東京都中央区を拠点とするLiquidは、今後も安全な決済システムの導入を進めて、新たな技術の開発とサービスの向上に努めていくでしょう。従って、ユーザーはより安心して新しいサービスを利用できる環境が整っていくことが期待されています。
さらに詳しい情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。