関通のサイバー対策
2026-01-30 10:56:57

サイバー攻撃から復活した関通が語る、新たなサイバーセキュリティ対策の重要性

サイバー攻撃から復活を遂げた関通の新たな挑戦



2026年1月16日、兵庫県尼崎市に本社を持つ株式会社関通が、業界のパートナー企業を対象にサイバーセキュリティに関する勉強会を開催しました。このセミナーには、衆議院議員の平将明氏やサイバーセキュリティ専門家たちが招かれ、サイバー攻撃の現状や企業が今すぐ取り組むべき対策について熱心に語りました。

セミナー開催の背景



関通は昨年、深刻なランサムウェア攻撃に直面し、経営の危機に陥りました。しかし、そこから見事に復活を遂げ、「全員でサプライチェーンを守る」という新たな決意を胸に、サイバーセキュリティの強化に取り組んでいます。この勉強会は、その一環として、実際の被害経験を踏まえた具体的な教訓や対策を共有する場として設けられました。

セミナーの内容



特別講演の要点


平将明氏は、デジタル社会におけるサイバー攻撃の深刻さを訴え、日本のサイバー防衛が新たな段階に入ったと強調しました。今や国内において約13秒毎にサイバー攻撃が試みられており、これを自然災害に例えました。さらに、「サイバー対処能力強化法」により、通信情報を分析し攻撃を防ぐ能力が強化されたと説明しました。これにより、従来の捜査手法を超えた新たな防御策が生まれているという重要なメッセージが参加者に向けられました。

最新のサイバー脅威


次に、那須慎二氏が登壇し、現代のサイバー犯罪がいかにビジネス化しているかを紹介しました。彼によると、AI技術が攻撃の自動化を進め、攻撃者はもはや個人のハッカーではなく企業の一部となっていると警鐘を鳴らしました。また、企業は「侵入されること」を前提にした対策を講じる必要があると訴えました。特に、従来の境界型セキュリティの限界を指摘し、EDR(侵害検知)システムの導入が急務であると強調しました。

具体的な対策


中村健児氏が続き、実際の被害現場からの教訓を交えながら、組織内の「ガバナンスの欠如」がどれほど危険かを強調しました。彼は「セキュリティは人に行き着く」との見解を示し、管理者が適切な対応を講じなければ、技術がいくら進んでも無意味であると警告しました。また、攻撃を受けた際の初動対応として「ネットワークの遮断」を推奨し、専門家との連携の重要性を強調しました。

復旧プロセスと未来への道


達城利元氏は、サイバー攻撃後の関通の復旧プロセスを紹介し、具体的な対策を実施した経緯を説明しました。特に、「取り組むことが何よりも大切で、計画的な復旧訓練が有効である」との信念を力強く伝えました。さらに、サイバーガバナンスラボを設立し、企業ネットワーク全体での情報共有を目指すことの重要性も語られました。

地域全体でのサポート体制


このセミナーを通じて、関通はサプライチェーン全体の強化に向けた意識改革を促しました。「攻撃後の事業継続がカギであり、企業同士の連携が不可欠」とする達城社長のメッセージは、多くの企業に共通の不安と期待をもたらしました。そして、サイバーガバナンスラボを通じて、同じ悩みを持つ企業同士が助け合える基盤を築き、サイバーセキュリティの課題に立ち向かう姿勢が示されました。

今後も関通は、社内外の情報を活用しながら、参加企業との連携を深め、さらなる対策の強化を進めていくことでしょう。このセミナーは、ただの勉強会ではなく、サイバーセキュリティにおける新たなネットワークが構築された瞬間でもありました。


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会社情報

会社名
株式会社関通
住所
尼崎市西向島町111-4
電話番号
06-6224-3361

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