愛知万博20周年記念で「愛」の大書を特別展示！30周年を迎える「今年の漢字」との協力

愛知万博20周年記念に「愛」の大書展示

愛知県において、2015年で20周年を迎える愛知万博記念イベントの一環として、2005年の「今年の漢字」第1位に選ばれた「愛」の大書が特別展示されます。この特別展示は、公益財団法人日本漢字能力検定協会が主催する「今年の漢字」30周年を記念した特別プロジェクトの一部であり、愛・地球博記念公園にて行われることが決定しました。

「今年の漢字」の始まり

「今年の漢字」は、1995年から始まった漢字の意義を広めるための活動で、全国などからその年の世相を反映する漢字を募集し、応募数が最も多かった漢字を発表します。毎年12月12日に「いい字一字の日」に合わせて、その漢字は京都・清水寺で発表され、様々な方々に親しまれています。2025年で30周年を迎えることを記念し、歴代の漢字が関係する地域での展示が行われることになりました。

「愛」の特別な意味

「愛」は2005年に選ばれた漢字であり、その年には「愛・地球博」が開催され、愛をテーマにしたイベントが大成功を収めました。このことで、愛知県との特別展示が実現したことは特別な意味を持ちます。21世紀初の万博が成功したことで、世界の中で「愛」が育まれる重要性を感じた年でもありました。

「今年の漢字」30周年特別展示に関して、漢検協会の代表理事である山崎信夫氏は、愛知万博20周年の記念事業での展示が叶ったことに対し、感謝の意を表しました。そして、「愛」という漢字に込められた豊かな意味を再確認する機会として、多くの人々に展示を楽しんでもらいたいと考えています。

愛知県の思い

愛知県知事の大村秀章氏も、今回の展示に対して喜びを表明しました。愛知万博が持つ意義を再確認しつつ、来園者に漢字の魅力を感じてもらいたいと述べました。また、2024年にはジブリパークがオープンし、更なる人の流れが期待されています。これを受け、愛・地球博記念公園で行われる「愛・地球博20祭」において、周囲に親しみのあるイベントとして、特別展示が予定されています。