TOPPANホールディングスが米国ヒューストンに新会社を設立
2026年3月、TOPPANホールディングス株式会社は米国テキサス州ヒューストンに新会社「TOPPAN Global Medical Healthcare Inc.」を設立しました。この新しい拠点では、がん個別化医療と創薬支援を強化し、さらなる研究開発を進めることを目的としています。
新会社設立の背景
がん治療においては、個々の患者に最適な治療法を提供する「個別化医療」の需要が高まっています。この潮流に応じて、TOPPANホールディングスはテキサス大学MDアンダーソンがんセンターとの協力関係を築き、患者由来のサンプルを基にした治療効果の評価を行うことで臨床ツールの開発を進めてきました。新会社は、米国という巨大医療市場において、医療機関や製薬企業との密な連携を図ることを使命として設立されました。
新会社の役割
この新会社は、がん個別化医療および創薬支援における中核拠点として機能します。これにより、
- - 臨床検証の加速: UT MD アンダーソンがんセンターとの共同研究をさらに深化させ、米国病理学会や臨床検査改善法の認証を取得することを目指します。
- - 創薬支援事業の展開: 大手製薬企業に対し、「invivoid®」を利用した効率的な創薬スクリーニングを提供し、新薬開発を加速することに貢献します。
- - グローバルネットワークの構築: ヒューストンという医療イノベーションの中心地で、最先端の知見や人材と連携し、国際的なビジネス展開を図ります。
新会社の基本情報
- - 商号: TOPPAN Global Medical Healthcare Inc.
- - 所在地: TMC3 Collaborative Bldg., 7255 Helix Park Ave., Suite 300, Houston, TX 77030, USA
- - 設立年月日: 2026年3月
- - 出資金: 2.0M US$(約2.9億円)
- - 大株主: TOPPANホールディングス株式会社(100%)
- - 代表者: President/CEO: 北野 史朗
- - 事業内容: 3D細胞培養技術「invivoid®」を用いたがん個別化医療支援および創薬支援
未来への展望
TOPPANホールディングスは、米国での臨床成果を積み重ね、すべてのがん患者に最適な医療を届ける社会の実現を目指します。また、メディカル・ヘルスケア分野を成長の柱と位置付け、国際的な事業拡大にも注力していく方針です。
「invivoid®」技術について
TOPPANホールディングスは大阪大学の松﨑教授と共に「invivoid®」という3D細胞培養技術を開発しました。この技術により、患者に近い人工組織を簡単に作成し、がん治療や創薬、再生医療に応用されることが期待されています。
詳細は、
こちらのサイトをご覧ください。
この新しい挑戦を通じて、がん医療の未来が大きく開かれていくことを期待しています。