鹿児島の味を体験！初開催の食育ワークショップ報告

鹿児島の味を体験！初開催の食育ワークショップレポート

2024年11月、福岡市のアミュプラザ博多にて、株式会社オービジョンとJR九州の協力により、初めての食育ワークショップが開催されました。このイベントでは、鹿児島産のサツマイモ3種類を使用した食べ比べが行われ、参加した子どもたちが新たな食の楽しさを発見する機会となりました。

食育ワークショップの実施

今回のワークショップは、5歳から小学校4年生までの子ども17名とその保護者が参加。講師は南九州市でさつまいも農家を営む別府宏一さんとその息子の爽介さん、アミュプラザ博多のスタッフが務めました。

当日は、あまはづき、シルクスイート、紅はるかの3種類の焼き芋を用意し、参加者はそれぞれのおいしさを実際に味わうことができました。子どもたちは、サツマイモの香ばしさや甘さを比較しながらお気に入りの品種を見つけていきます。

「おかわり！」の声が挙がる中、参加者同士や生産者とのコミュニケーションも楽しむ場面が見られ、食を通じて人のつながりも感じられました。

鹿児島食材の魅力発信

また、同イベントと併催で行われた鹿児島食材販売会においては、旬の食材が盛りだくさん lineupされ、訪れる客にも人気を博しました。完売となったサツマイモ詰め放題とともに、他にもさつまあげやカツオの腹皮など、鹿児島の特産品がずらりと並びました。

新幹線輸送の実証実験も実施

今回は、鹿児島から博多までの食材の新幹線輸送実証実験も行われ、JR在来線を使って指宿駅から鹿児島中央駅、そして九州新幹線を通して博多駅に届く過程が報告されました。鹿児島の丹精込めた食材が福岡の地に届く過程を知ることができ、参加者にとっても新たな学びの場となったことでしょう。

今後の展望

オービジョンは、今後も地域の食材の魅力を発信し続け、積極的な食育イベントを展開する方針を示しています。次回のイベントは、12月に東京都内で行われる予定で、鹿児島のオヤツを楽しむ内容だそうです。参加者の皆さんに、鹿児島の素晴らしい食文化を伝えていく予定とのこと。

まとめ

今回の食育ワークショップと鹿児島食材販売会は、子どもたちが鹿児島の食材と触れ合う貴重な経験を持つことができた素晴らしい機会でした。生産者との交流を通じて、食の楽しさや生産者の情熱を感じられる素晴らしいイベントとなりました。今後もこのような取り組みが地域の皆さんに愛され、さらに広がっていくことを期待したいと思います。