株式会社WHEREが提供するEXOfficeの進化
株式会社WHEREは、東京都港区に拠点を置く企業で、屋内位置情報を活用したソリューションを展開しています。その主力製品であるスマートオフィスソリューション「EXOffice」に新たに、座席や会議室の予約状況を分析する「予実分析機能」が追加されました。この機能は、オフィス空間の有効活用を目的に開発され、特にハイブリッドワークの普及にともない、オフィス利用の実態を正確に把握するために役立つツールです。
機能の主な特徴
この「予実分析機能」では、座席や会議室ごとに予約の実績と実際の利用状況が可視化されます。これにより、例えば以下のような課題を解決することが期待されています。
- - 空予約の可視化:実際に使用されていない予約がどれほどあるかを把握。
- - 稼働率の分析:どの部署が会議室を多く利用しているかを見極め、必要に応じて会議室の増設を検討。
- - 業務効率の向上:利用実績データを基に、オフィス空間の最適化が図れます。
また、予約者や参加者の位置情報を自動で取得し、具体的な利用実績を把握することで、仮押さえされた会議室や未使用のスペースを特定できます。これにより、企業はデータに基づいた運用判断が可能となります。
開発の背景とお客様の声
この機能の開発は、利用企業からのフィードバックをもとに行われました。代表的な声の一つには、「どの部署が空予約を多くしているのか知りたい」といった要望がありました。株式会社サンケイビルの総務部からも、要望を通じて本機能が誕生しています。同社は、「予実分析機能によって会議室の利用実態を詳細に把握でき、より効率的な利用に向けてアクションを考えることができる」と評価しています。
幅広い分析機能
この機能の素晴らしい点は、さまざまな角度からデータを分析できることです。利用者は、以下のように多角的にデータを確認できます。
1.
場所ごとの実績表示:座席や会議室の利用実績をエリアごとに収集。
2.
部署・個人ごとの実績表示:どの部署や個人がどのくらい会議室を使用しているのかを把握できる。
3.
データ出力機能:得られたデータをCSV形式で出力し、社内資料に活用。
これにより、経営やマネジメント層がデータドリブンで、オフィスの運用改善を図ることができます。
展示会での出展
株式会社WHEREは、2025年9月10日から12日まで幕張メッセで開催される「総務・人事・経理WEEK【秋】/ワークプレイス改革EXPO」に出展します。この展示会では、EXOfficeの新機能や利用事例が紹介され、さらに製品の具体的な活用方法についても説明される予定です。入場は無料ですが、事前申し込みが必要です。
企業紹介
株式会社WHEREは、2013年に設立され、デジタルツインを実現する技術を有しています。オフィスやビル、建設現場など、さまざまな施設のデジタルデータサービスを通じて、クライアントの課題解決を支援しています。新たに提供される「予実分析機能」の導入によって、より一層の業務効率化が期待されます。
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