音楽で促進する広告効果
音声コンテンツの制作や配信を行う株式会社オトバンクが、オフラインマーケティングを手掛けるohpnerと業務提携を結びました。この提携により、オトバンクは、ohpnerの強みであるモビリティ広告に特化したカスタマイズされた音楽やジングルを制作することが可能になります。特に街を走るモビリティ広告に流れる音楽は、視覚だけでなく聴覚からも人々の印象に残る効果が期待できます。
提携の背景
広告の効果を高めるためには、視覚情報と聴覚情報を効果的に組み合わせることが重要です。オトバンクは、多くの音声関連コンテンツの企画制作を手がけており、音楽やナレーションの専門知識があります。一方、ohpnerはオフライン広告を通じて顧客の事業成長をサポートする会社です。この二つの強みが結びつくことで、より洗練された広告戦略が実現することが見込まれています。
実績と事例
実際に両社が手がけた制作事例も強調されました。例えば、株式会社プログリットが提供する「シャドテン」というアプリのアートディレクションや楽曲制作も行っています。また、プログリットのブランド全体に対する楽曲制作やナレーションも手掛けており、URARAクリニックの楽曲制作も実績に含まれます。これらは、双方のノウハウの結集により実現した成果です。
未来に向けて
オトバンクは2024年7月には音声クリエイティブ事業を開始予定で、オーディオブックの枠を超えた様々な音声コンテンツの制作に積極的に取り組む方針です。本提携によって音声表現の可能性がさらに広がり、広告における新しい価値の創出が期待されています。
ohpner株式会社の概要
ohpnerは東京都渋谷区を拠点に、オフラインマーケティングをメインに事業を展開しています。代表の土井氏は累計で13億円もの自社広告投資を経験しており、そのノウハウを駆使してメディア選定やクリエイティブ制作、広告配信のトータルなマーケティングソリューションを提供しています。
オトバンクのビジョン
株式会社オトバンクは、音声コンテンツに特化したビジョンを持ち、「聞き入る文化の創造」「バリアフリーの推進」「出版文化の振興」を目指しています。同社は500社以上の出版社と提携し、日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を展開するほか、書籍プロモーション事業も行っています。
新たなパートナーシップを通じて、オトバンクとohpnerが実現する広告効果の最大化は、今後の広告業界にとっても重要なステップとなることでしょう。
詳しい情報は各社の公式ウェブサイトをご覧ください。