イベント概要と目的
千葉市で行われた第2回『PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025』。このイベントは一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県によって開催され、プロギングとビーチサッカーを通じて、海洋ごみ問題の重要性を参加者に伝えることを目的としています。参加者は、街中でごみを拾いながらジョギングをし、美しいビーチでビーチサッカーを楽しむことで、環境保護の重要性を体感しました。
プロギングとは?
プロギングは、ジョギングをしながらごみを拾う新しいアクティビティです。健康促進と環境保護の両方を同時に実現できるこの活動は、今回のイベントで特に注目されました。参加者は、通常のランニングの流れの中でごみを集め、その量を競う「スポGOMI」の形式で挑戦しました。環境問題としての海洋ごみの現実を体感することで、参加者全員が問題の重さを理解することができました。
イベントの様子
今回のイベントには、元サッカー日本代表の北澤豪さんや、現役女子ビーチサッカー選手が参加し、参加者との交流を深めました。特に印象的だったのは、各チームが町中のごみを拾った後、ビーチサッカーのピッチでプレーを楽しむ様子です。ビーチサッカーは環境が整っている必要があり、ごみが散乱しているとプレイできません。このことから、参加者は環境とスポーツの密接な関係を学び、シミュレーションを通じてごみ問題に対する意識が高まりました。
ごみ収集の結果
当日のプロギングで集められたごみの総量は18.3kgに達しました。その内訳は、燃えるごみ11kg、ペットボトル3.6kg、ビン・缶3.7kgと、街中には多くのごみが隠れていることが実感されました。この結果を見て、参加者はまた次回も参加したいとの声を上げていました。
ビーチサッカーの重要性
ビーチサッカーは、きれいな砂浜が必要不可欠なスポーツです。環境の整備がなければ、安全に楽しむことができません。イベントでは、参加者が実際に競技を体験しながら、ごみがビーチサッカーに与える影響を理解しました。この活動を通じて、ビーチが私たちの生活とスポーツにもたらす意味を再認識することができたのです。
次回の開催に向けて
第2回イベントを終えた後、次回の『PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025』もすでに決定しています。10月18日(土)に開催予定で、参加者には再度プロギングとビーチサッカーのアクティビティが用意されています。さらなる環境問題への意識を高めるため、今回の成功を基に参加者同士の絆を深める取り組みが期待されています。
まとめ
北澤豪さんと女子ビーチサッカー選手とのコラボレーションによるプロギングイベントは、海洋ごみ問題に対する意識を高める大きな一歩となりました。参加者たちが実際に体験することで、自分たちの生活環境にも影響を及ぼす問題であることを理解したことが大きな成果です。今後も『PLOGGING MAKUHARI』は、楽しみながら環境意識を高める素晴らしいイベントとして、定期的に開催されることが望まれます。