ヒロファーマコンサルティング、新たなAI導入PVシステムを発表
株式会社ヒロファーマコンサルティング(本社:大阪府大阪市、代表取締役:集 弘就)は、AI機能を搭載したバリデーションシステムのコンサルティングサービスを2025年度第一四半期から開始することを発表しました。このサービスは、急速に普及しているPharmacovigilance(PV)業務において、AI機能を実装したPVシステムが稼働した後の信頼性保証やバリデーション方法に対応したものです。
AI機能の重要性
最近のPV業務では、AI、機械学習、生成AI(GenAI)などの技術が活用され、大幅な業務効率化が図られています。特に「個別有害事象症例のインテークとトリアージ」などの業務においては、AIの導入により迅速かつ正確な処理が可能になっています。しかし、これらのシステムが導入された後、どのようにAI機能の信頼性を担保するかが新たな課題となっています。
GVP/CSVの新たな挑戦
PV業務が本番稼働した際には、従来のGVPおよびCSV(コンピュータシステムのバリデーション)手法が適用されてきました。ここでは、GAMP 5ガイドやFDA、EMA、PMDAなどのガイドラインに基づくバリデーションが実施されます。しかし実運用に入った後では、AIシステムの自動更新が行われるため、一度認可された環境であっても、常にその信頼性が保たれ続けるかを確認しなければなりません。この点において、元々バリデート済みのPV機能が未更新状態で、規制当局に報告する責任が求められています。
新サービスの特徴
新たに始まる「AI-PV Validationコンサルティングサービス」は、特許出願中の「AI機能を搭載した適正基準対応バリデーションシステム及び方法」をもとに、次のような内容を提供します。
- - AI-CSV Method: AI機能に特化したバリデーション手法の適用
- - CSV Documents Kit: 必要書類一式の提供
- - Test Case Template: テストケースのテンプレート提供
- - Training Set: AI機能に関する訓練データセットの提供
これに加えて、AI機能に係る最新の規制動向についての情報提供も行う予定です。PV業務の信頼性を高めるために、弊社のノウハウを最大限に活用し、企業のさらなる成長をサポートします。
お問い合わせ
この新サービスについての詳細やご質問は、ヒロファーマコンサルティングの公式ウェブサイトでお問い合わせください。私たちの豊富な経験と専門知識をもって、皆様に最適なソリューションを提供いたします。
ヒロファーマコンサルティングは、これからもグローバルな規制要件に対応した高品質なコンサルティングサービスを提供してまいります。