2025年度 両備システムズの決算概要と今後の展望
株式会社両備システムズは2025年度の決算を発表しました。行った取り組みが功を奏し、公共分野のシステム標準化が業績を大きく押し上げました。また、ヘルスケア分野ではマックスシステム社との合併が医療事業の基盤をより強固にし、様々な新規プロジェクトが進行中です。この一年を通じて得た成果や今後の市場について詳しく振り返ります。
決算の概要
2025年度における両備システムズの売上高は404億58百万円となり、前年に比べて18.8%の増収を記録しました。この成長は自治体システム標準化の導入によるものであり、公共分野からの受注が大きな牽引役となりました。具体的には、自治体システムの新たな稼働が各地で確定し、その対応が必要となっています。
各分野の業績
- - 公共分野: 売上高127億26百万円。多数の自治体システムが実際に稼働し、一定の成果を上げました。さらに、AI技術を活用した業務改革や、データ連携に関するプロジェクトも進行中です。
- - ヘルスケア分野: 売上高90億6百万円。自治体向け健康管理システムの標準化が進んでおり、AIを利用した画像処理技術の研究開発にも力を入れています。
- - 民需分野: 売上高74億26百万円。製造・流通向けのITソリューションが新規受注につながっており、特にファッション業界向けのプロジェクトが進展しています。
- - クラウド分野: 売上高86億27百万円。政府関連のクラウドシステム移行プロジェクトが順調に進捗しており、セキュリティ関連のニーズへの対応が良好です。
来期の見通し
2026年度については、公共分野のシステム標準化はピークを迎えますが、延伸団体への対応など課題も多く残っています。特に、「標準化2.0」への取り組みが期待されています。また、ヘルスケア分野では新たな健康管理システムの展開が計画されており、民需分野でも合併によるシナジー創出が重視されています。
さらに、クラウド・インフラ領域ではISMAP認証の取得を背景に、次世代サービスの開発が進められます。人的資本においては賃上げだけでなく、AIを活用した業務の効率化が大きなテーマとなっています。「2030年度売上500億円達成」を見据え、全社一丸となった施策が進められています。
新役員体制の変更
役員の人事についても変更があり、経営体制の強化が図られました。新たにCEOやCSOなどの役職が設けられ、各領域の専門性が強調されています。これにより、両備システムズの今後の成長が一層期待されています。
まとめ
両備システムズは2025年度を通じてしっかりとした成長を果たし、公共、ヘルスケア、民需、クラウドの各分野での業績が顕著に現れています。来期も業界のリーダーとしての立場を保ちつつ、新たな市場のニーズに応えていく所存です。今後の発展を見守りましょう。