新たな公園評価指標
2026-05-14 17:29:02

心に優しい公園の価値を可視化する新たな指標「HPI」とは

心に優しい公園の評価指標「HPI」



近年、日本の公園運営はただの緑地整備から、地域住民のウェルビーイングや地域経済、生態系への貢献を考慮した質の向上へと変わってきました。こうした流れの中で、株式会社日比谷アメニスと千葉大学の研究グループは、都市公園の価値や課題を可視化し、その利用価値を高めるための新たな指標「こころにやさしい公園の評価指標(Heartful Park Index、以下HPI)」を開発しました。

HPIの目的と構成



HPIの主な目的は、公園の管理者が日常的に活用しやすい形で、公園の多面的な価値を評価することにあります。HPIは主に二つの側面で構成されています。

1. 立地指標:この指標では、公園周辺の人口や環境条件を分析します。この分析により、現在の利用者だけでなく公園に訪れていない「潜在的な利用者」についても把握でき、地域の利用ポテンシャルを理解する助けとなります。

2. 取組指標:安全性やアクセス性、健康、コミュニティ形成など、管理者の取り組みが利用者のウェルビーイングにどう貢献しているかを明らかにします。この可視化されたデータは、管理者が公園の社会的価値を評価し、他の主体とコミュニケーションを取る際の「共通言語」となります。

HPIの評価結果はレーダーチャート形式で表現され、一目で公園の状態を理解することができます。また、これは合意形成や課題解決の手助けにもなる有効なツールです。

HPIの活用法



HPIを通じて、公園の社会的価値を向上させるためのサイクルが設定されています。
以下のプロセスを通じて、公園の管理者は自らの活動を改善していきます。

1. 管理者による評価:公園の強みや潜在的な価値を認識し、現状の課題を把握します。
2. 管理内容の見直し:認識した強みを強化し、課題を解決する方法を模索します。
3. 改善策の実践:公園の価値を最大化するために、改善策を実行します。
4. 継続的な自己評価:定期的に評価を行い、公園の魅力を高め続けます。

このサイクルを繰り返すことで、公園の魅力をしっかりと伸ばしていくことが期待されています。

今後の展望



研究グループは、HPIが公園の運営現場で広く活用されることを目指し、評価ツールやガイドブックの提供を行っています。さらなるフィードバックを受けることで、実務に即したより良い指標へと進化させたいと考えています。

HPIに関する詳しい情報や資料は、日比谷アメニスの公式ホームページで入手可能です。

企業概要



株式会社日比谷アメニスは、快適空間の創造を企業理念に持ち、公園や公共施設の管理運営を行う企業です。1971年の設立以来、多くの造園施工や緑地メンテナンスを手掛けており、社会や環境に貢献しています。千葉大学は、1949年に設立された総合大学で、約100年の歴史を持つ園芸学部が特に有名です。両者の融合によって生まれたHPIは、これからの公園運営における新たな指標となることでしょう。

本件に関するお問い合わせは、日比谷アメニス環境緑花研究室までご連絡ください。


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会社情報

会社名
株式会社日比谷アメニス
住所
東京都港区南麻布3-20-1Daiwa麻布テラス4階
電話番号
03-3453-2401

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