日本発ファッションブランドがパリで魅せる新境地：合同展示会の全貌

日本発ファッションブランドの合同展示会がパリで開催

ファッションの中心地フランス・パリで、日本の3つのファッションブランドによる合同展示会が行われます。このイベントは、2024年9月26日から10月2日の間、アポイント制で実施され、「rashink（ラシンク）」、「RE SYU RYU（リシュリュ）」、「individual sentiments（インディビジュアルセンチメンツ）」の新作コレクションが披露される予定です。

ブランド紹介

1. rashink（ラシンク）
このブランドの魅力は、瀬戸内の伝統的なデニム生地を用いた製品です。古い歴史を有する織物技術と独自の藍染めを取り入れたジーンズは、独特な経年変化を楽しむことができます。

2. RE SYU RYU（リシュリュ）
「日常と非日常のあいだ」をテーマに、自然の不完全さと美を大切にするブランド。このブランドの服は、特別な日や何気ない日々にも寄り添う、一着の美しさを追求しています。

3. individual sentiments（インディビジュアルセンチメンツ）
衣服の根本的な概念を考察し、色彩や素材の躍動感にフォーカスしているブランドです。感受性の成熟化を促し、文化的な交流を目指しています。

展示会の目的と期待

日本の文化や価値観を反映したこの3つのブランドが、パリで単独で展示会を行うのは特に注目される点です。「individual sentiments」は約5年ぶりの開催に対し、「rashink」と「RE SYU RYU」は初めてのイベント参加となります。

これまでの展示会やポップアップは、国内外で高い評価を受けており、特にインバウンドの影響を受けて、海外旅行者からの支持が高まっています。このような背景から、各ブランドが持つ独自の価値観が海外顧客にも影響を与えることが期待されています。観客は日本の美意識や文化を具体的に体験できる絶好の機会とも言えます。

特に、ニンジニアネットワークが展開するファッションビジネスは、国内市場に加え、国外への販路拡大もさらに加速するでしょう。教育的価値や文化の発信を通じて、ファッションの世界で日本の存在感を際立たせることが期待されています。