FastLabel、AI開発向け「権利クリア」な不審者検出用データセットを販売開始
AI開発支援のFastLabel株式会社は、AI開発用途に被写体から利用承諾を得ている「不審者検出用マスク・サングラス・帽子着用人物データセット」4,500画像の販売を開始したと発表しました。
近年、生成AI技術の発展に伴い、AI開発におけるデータ倫理への関心が高まっています。特に、個人情報保護の観点から、被写体からAI開発への利用承諾を得ることが必須となるケースが増加しています。
FastLabelは、これまで数百社のAI開発支援を行ってきた中で、データ収集における課題を多く目の当たりにしてきました。そこで、AI倫理を遵守しながら、短納期でのデータ提供を実現するため、今回の権利クリアなデータセット販売に至りました。
権利クリアで多様なデータセット
販売されるデータセットは、老若男女の被写体がマスク・サングラス・帽子を着用した状態で撮影されており、不審者検出などのAI開発に最適です。特徴として以下の3点が挙げられます。
権利クリア: すべての被写体からデータ取得とAI開発利用に関する同意書を取得しています。
柔軟な加工対応: トリミング処理や印象分類、アノテーションなどのオプションも提供可能です。
実用的なデータ: 実際のAI開発要件に沿って収集されたデータのため、開発にスムーズに活用できます。
データセットの詳細
数量: 4,500枚
キャスト性別: 男女
撮影場所: 屋内・屋外
データ形式: jpg
付与済アノテーション: 矩形(頭、全身)
データセットの購入方法
購入や見積もり、サンプル画像の確認、新規撮り下ろしをご希望の場合は、FastLabelのウェブサイトからお問い合わせください。
FastLabelのデータセット事業について
FastLabelは、データセット販売に加え、画像、動画、音声、テキストなど、様々な種類のデータ収集代行サービスを提供しています。
今後の展望
FastLabelは、幅広い業種・業界のAI開発現場に権利クリアなデータを迅速に提供するため、データセットの拡充を積極的に進めていきます。また、AI開発プロセスの効率化を支援することで、日本のAI革命を支えていくことを目指しています。
FastLabel株式会社について
FastLabel株式会社は、「AIインフラを創造し、日本を再び「世界レベル」へ」をパーパスに掲げ、2020年1月創業。教師データ作成代行やアノテーションツールの提供を主力事業として展開しています。
現在では、AI開発に必要な学習データ素材の収集からアノテーション、モデル開発、MLOps構築まで、AI開発の全工程をサポートする事業を展開しています。