山岸範之GKコーチ退任のお知らせ
ツエーゲン金沢は、ゴールキーパーコーチの山岸範之氏が退任することを発表しました。山岸氏は、長いサッカーのキャリアを持つ実力派コーチであり、その指導歴は多岐にわたります。1972年に生まれ、千葉県出身の彼は、修徳高校を経て日本大学でプレー。その後、NTT関東サッカー部(現在の大宮アルディージャ)や横河電機サッカー部(横河武蔵野FC)で経験を積んだ後、指導者の道に進みました。
2004年から2005年の横河武蔵野GKコーチを皮切りに、数多くのクラブで指導し、多くの選手を育ててきました。最近では、2022年にジュビロ磐田のGKコーチを務め、2023年からはツエーゲン金沢に携わってきました。彼はこの2年間の在任期間を通じて、クラブの成長に貢献しましたが、J2復帰の目標を果たせなかったことに対する思いを語っています。
感謝の気持ちを込めて
「短い間でしたが、ツエーゲン金沢で仕事ができて本当に幸せでした」と山岸氏はコメント。彼はクラブの選手やスタッフ、特にサポーターの支援に感謝の意を示し、「多大なる感謝を申し上げます。本当にありがとうございます」と述べています。ファンやサポーターとの絆を大切にする姿勢が窺えます。
彼はこのクラブが今後もさらなる発展を遂げると信じています。「あの最終戦のスタジアムの雰囲気を忘れることはありません」と語り、印象深い瞬間を振り返りました。また、金沢での出会いや食文化、厳しい冬の気候、能登復興へのかかわりなど、日々の経験が彼にとって刺激的で充実したものだったことを明かしています。
新たなスタート
山岸氏は今後の予定として、2024年から2025年にかけてツエーゲン金沢でのGKコーチを予定していることを明かしました。彼は「またお会いしましょう!」と締めくくり、ファンへメッセージを送りました。これからも彼の活躍を応援し、彼の指導する選手たちが成長していく姿を楽しみにしましょう。
ツエーゲン金沢は、彼の退任に伴い、新たなGKコーチを迎えることになりますが、山岸氏が残した多くの教えは、今後の選手たちに引き継がれていくことでしょう。彼の情熱がクラブに刻まれ続けることを願っています。