希望の大地アフリカセミナーのご紹介
2025年8月22日、横浜のパシフィコ横浜で「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」に伴うテーマ別イベントが開催されます。このイベントのテーマは「希望の大地アフリカ」となっており、主催は赤十字国際委員会。御来場者には、希望に満ちたアフリカの未来を考える機会を提供することを目的としています。
開催の背景
アフリカは多くの課題を抱えていますが、発展を持続させるためには平和と希望が不可欠です。今年の会議では、地雷問題に焦点を当てることで、アフリカが直面する危機についての認識を深めます。特に、世界中で自国の安全保障を理由に「対人地雷禁止条約」から脱退する国が増えている状況において、日本が議長国としての責任を果たす意味は大きいでしょう。地雷被害者であるエチオピアからの参加者を招待し、彼らの被害の実情を知ることで、私たちはアフリカの未来に向けた具体的な意見交換を行います。
開催概要
- - 日時: 2025年8月22日(金)12:40~14:10
- - 場所: TICAD9会場内 パシフィコ横浜 展示ホールD
- - 参加条件: どなたでも参加可能で、事前登録は不要です。
- - 使用言語: 日本語(日英の同時通訳あり)。地雷被害者は現地語から英語への逐次通訳付。
登壇者紹介
今回のイベントには以下のような専門家が登壇します。
大内佐紀(読売新聞東京本社)
モデレーターとして進行役を務め、長年にわたり国際報道に携わっています。多様な経験を背景に、イベントの進行が期待されます。
テスフェイ・カッサ(地雷被害者)
エチオピア出身の22歳。2021年に地雷の被害を受けた経験を持ち、その体験を通じて地雷問題の現実を語ります。
福岡秋文(外務省)
対人地雷禁止条約を担当する外務省の専門家として、国際的な法と人道的な枠組みについての洞察を提供します。
小向絵理(JICA)
平和構築の専門家として、アフリカや中東での活動を通じて得た知見を共有します。
ジル・カルボニエ(ICRC)副総裁
国際開発協力の視点から、地雷問題に関する重要な発言を期待されます。
アフリカ連合(AU)から参加者
地雷対策に関連するAUの取り組みと国際社会との連携について語ります。
質疑応答
基調講演や被害者の証言、登壇者全員による発表の後には、来場者との質疑応答の時間も予定されています。これは参加者が直面している問題について直接質問できる貴重な機会です。
参加の呼びかけ
この重要なイベントは、国際的な関心が集まる中で開催されます。アフリカの未来に対する希望を見つけ、皆で意見を交換する場にぜひ参加してみてください。私はこの会議が、アフリカの安全で希望に満ちた未来を築く一助となることを心より期待しています。参加をお待ちしております。