オーダーメイドを活かしたビジネスカジュアルセミナーの実施
2023年12月19日、株式会社オンワードパーソナルスタイルが展開するオーダーメイドブランド『KASHIYAMA』は、全国信用協同組合連合会において「着こなしセミナー」を開催しました。このセミナーは、2026年1月から導入予定の「ビジネスカジュアル制度」に向けて、金融業界向けの最適な服装選びを学ぶことを目的としていました。
セミナーの目的と背景
コロナウイルスの影響を受けて、ビジネスカジュアルのスタイルが広がりを見せる中、特に金融業界では信頼感と清潔感を重視する必要があります。その中で、金融機関職員からは「どこまでカジュアルにしていいのか」、「顧客に与える印象が不安」といった声があがっていました。このような現場の不安を解消するため、『KASHIYAMA』は自身の知見をもとに、セミナーを通じてカジュアル化のルールを明示し、参加者の理解を深めることを目指しました。
豊富な参加者とその内容
今回は70名を超える職員がオンラインと会場で参加し、「ビジネスカジュアルとは何か」というテーマで講義を受けました。講師にはオンワードパーソナルスタイルの茂木 洋氏が登壇し、「メラビアンの法則」を引き合いに、初対面での印象を左右する要素について詳しく説明しました。特に、清潔感や色合い、サイズ感がビジネスシーンでの重要なポイントであることを強調しました。
また、男女それぞれのオフィスウェアの着こなしについての具体的な解説も行われました。男性向けには、スーツの歴史や重ねボタン、肩パッドスタイルが紹介され、信頼感を与える服装の選び方が解説されました。一方、女性については選択肢の多様性を背景にしながらも、共通の基準を持つことの重要性が説かれました。
実践的なビフォー・アフター
セミナーの最後では、実際にビジネスカジュアルに悩んでいる職員が登場し、スーツスタイルからビジネスカジュアルスタイルへの魅力的な変化が一目で分かるビフォー・アフターのデモが行われました。『KASHIYAMA』で特注されたスタイルを身にまとった参加者が、その変化の要点を講師から解説されながら紹介。新しいスタイルの可能性を映し出しました。
参加者の感想と今後の期待
参加した全信組連の職員からは、セミナーの内容の実用性に関して非常に前向きな反響が寄せられました。「具体的な事例が多く、不安が軽減された」との感想が多数あり、自分らしい着こなしを模索する楽しみが増えたとの声も届けられました。
最後に参加者の一人、全信組連の黒子 翔一氏は、「セミナーは非常に有意義で、今後の制度導入に向け自信を持って取り組むきっかけになった」と語りました。
KASHIYAMAと今後
『KASHIYAMA』は、2017年にオーダーメイドスーツの販売を開始し、今や全国に70店舗を展開。今後もビジネスカジュアルの導入とともに、個性と信頼感を両立させたスタイル改革を行っていきます。顧客のニーズに応じたサービスを提供することで、より充実したビジネスライフの実現を目指します。
このように、オーダーメイドの魅力とビジネスカジュアルの導入がもたらす新たな価値を学んだ意義深いセミナーとなりました。