福祉アート個展
2024-11-06 19:22:00

障がい者アーティストによる初の福祉アート個展が新宿で開催

障がい者アーティストの福祉アート個展が新宿で初開催



2024年10月1日から4日の間、株式会社ネオキャリアが新宿サテライトオフィスで行った個展「ふたり展」では、二人の障がい者アーティストによる70点を超えるアート作品が展示されました。この展示には、アーティストによるペイントイベントも初日から行われ、多くの来場者の注目を集めました。

個展開催の背景



この個展は、ネオキャリアが2030年に向けた多様性推進の一環として誕生しました。特に、性別や国籍、障がいに関係なく個性を発揮できる場の提供を目指し、地域社会に福祉アートを広めるための活動を続けています。2023年9月には特例子会社を設立し、障がい者の雇用促進にも力を入れています。

また、「新宿アール・ブリュット企業展」との関連も深く、受賞歴を持つ障がい者アーティストによる作品展示を通じ、社内外での相互理解を深めることを目指しています。これまでの活動を経て、アートを通じて新たな価値創出が求められていることを実感し、個展開催に至りました。

アーティストの紹介



太田 哲郎(おおた・てつろう)


彼は、季節感を取り入れた絵はがき調の作品で知られ、普段の生活の中から和やかな感情を引き出す絵を描いています。2022年度の「新宿アール・ブリュット企業展」で大賞を受賞した太田さんは、「楽しかったです。次はみんなで絵を描きたいです。」と次回への意気込みを語っています。

三浦 稔(みうら・みのる)


独特な動物のタッチが特徴の三浦さんは、カラフルな配色の作品を生み出しています。「新宿アール・ブリュット企業展」での展示を経て、制作意欲が向上したと語り、その結果、彼のデザインがサステナブルTシャツにも使用されています。「楽しかったです。次回の展覧会も頑張ります。」と次回への期待を寄せています。

来場者の反応



個展初日のペイントイベントでは、障がい者アーティストがその場で制作を行い、来場者たちはその独創的な作品に惹きつけられていました。新宿区立障害者福祉センターの今井康之専務理事は、「企業のオフィスで個展ができるなんて素晴らしい」と絶賛し、アートが新しい可能性を啓発する場であることを強調しました。

今後の展望



ネオキャリアのサステナブル担当者、高山功平氏は、今後も福祉アートを通じた障がい者支援の可能性を探りながら、社会全体にポジティブな影響を与えたいと述べています。2024年12月には「第3回新宿アール・ブリュット企業展」の開催も予定されており、今後の活動も注目されます。

会社概要



株式会社ネオキャリアは、東京都新宿区西新宿に本社を構え、人材サービスを中心に様々な事業を展開しています。ウェブサイトには、最新の情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイト


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会社情報

会社名
株式会社ネオキャリア
住所
東京都新宿区西新宿1丁目22番2号新宿サンエービル2階
電話番号
03-5908-8308

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