新サービス『鉄道時刻表クラウド』
2025-10-28 14:50:08

鉄道事業者向けの新サービス『鉄道時刻表クラウド』が始動

鉄道事業者の新たな救世主、デジタル時刻表の時代が幕を開ける



近年、従来の紙ベースの時刻表は少しずつ姿を消し、デジタルコンテンツへの転換が急務とされている中、株式会社ナビタイムジャパンは新サービス『鉄道時刻表クラウド by NAVITIME』の提供を開始しました。2025年10月28日から正式に運用が始まり、初めてこのサービスを利用するのは小田急電鉄株式会社です。このサービスの利用により、鉄道事業者は時刻表データをクラウド上で簡単に管理でき、業務の効率化やサービスの質を向上させることが可能になります。

デジタル時刻表の必要性



スマートフォンやデジタルサイネージの普及に伴い、ユーザーは常に最新の情報を求めています。そのため、時刻表のデジタル化は急務となっています。デジタル時刻表は、紙の時刻表の廃止に伴い、情報の提供方法として重要な役割を果たすことになりました。しかし、多くの鉄道事業者はデジタル化に必要なコストや技術の開発の負担から、なかなか移行できずにいました。

ナビタイムジャパンはこの状況に対応し、事業者が大規模なシステム開発を行わなくてもよい、手軽な時刻表デジタル化を実現するため、サービスを開発しました。これまでに『乗換時刻表検索ASP』で提供していた時刻表検索機能をSaaS化し、クラウド上でのデータ運用を可能にしました。

サービスの特長



1. 一元管理を実現


このサービスでは、クラウドを利用して時刻表データを一元的に管理できるようになり、時刻表の表示も多様な形式に対応できるようになっています。様々な列車種別の違いや情報を柔軟に表現できるため、利用者にとってより使いやすいものとなります。

2. 特急予約サービスとの連携


特急の予約サービスとのシームレスな連携が実現され、ユーザーは時刻表画面からそのまま特急の予約が可能なため、利便性が大幅に向上します。また、訪日外国人観光客の急増に伴い、対応する言語も多言語化されており、日本語の他に英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語といった多彩な言語での情報提供ができます。これにより、観光客へも迅速な情報提供が可能となります。

3. スピーディーな情報発信


新たに導入されたCMS機能により、ダイヤ改正時の事前告知や運行のお知らせを迅速に発信できます。この機能によって、ユーザーは時刻表だけでなく、必要な情報を迅速に受け取ることができるため、利便性がさらに向上します。

小田急電鉄と共に第一弾を開始



『鉄道時刻表クラウド by NAVITIME』は、まず小田急電鉄株式会社の公式サイトにてサービスの提供が開始されます。さらに、外国人観光客向けに新設される宿泊予約サイト「Hakone Trip」でもこのサービスが利用され、観光業界との連携も期待されています。

まとめ



このように、『鉄道時刻表クラウド by NAVITIME』は鉄道事業者の業務を省力化し、ユーザーにとって使いやすいサービスを提供します。鉄道業界のデジタル化は今後ますます進むことが予想され、ナビタイムジャパンの新たな試みが業界に革命をもたらすことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社ナビタイムジャパン
住所
東京都港区南青山3-8-38
電話番号

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