規格外イチゴで生まれた新感覚スパークリングワイン『rinato』とは？

『rinato』プロジェクトが生んだ新たな楽しみ

『rinato』プロジェクトの第二弾として、静岡県磐田市の「いちご空中農園いわた」から集めた規格外のイチゴを活用したスパークリングワインが12月1日に販売開始になります。この取り組みは、飲食店と生産者が手を組み、食品ロス削減への新たなアプローチを示すものです。

食品ロス削減と地域貢献の取り組み

アグリコネクト株式会社からの情報で、出荷できない熟れ過ぎのイチゴがあることを知り、若手スタッフを中心に約20名が「いちご空中農園いわた」を訪問しました。ここでは、つり下げ式の栽培棚でクリーンな環境で育てられたイチゴを収穫する貴重な体験ができました。このような現場を直接知ることで、生産者の苦労や食材に対するこだわりの深さを実感しました。

スパークリングワイン製造の裏側

ワインの名産地、山梨県勝沼にある白百合醸造の協力で、このイチゴを使ったスパークリングワインが製造されることになりました。味付けや瓶のデザインもスタッフが考案し、完成した製品には自信が持てると言えます。このスパークリングワインは、イチゴの香りが豊かで、色合いもワインレッドに輝いており、視覚と味覚で楽しめる一品です。

地産外商事業への参加

この取り組みは、磐田市の職員が地元の農産物を首都圏へ売り込む「地産外商事業」の一環として進められ、静岡新聞や中日新聞でも紹介され、多くの人に注目されています。地元の規格外イチゴを活用することで、農家の経営をサポートし、地域経済の発展にも寄与することが期待されています。

価格と販売情報

『rinato』のイチゴスパークリングワインは、1本4,900円（税込）で、直営のイタリアンバル「イタリアンイノベーションクッチーナ」各店舗で購入できます。また、パスタ専門店や酒場でも取り扱っています。ぜひこの機会に、多くの方に味わっていただきたく思います。

今後の展望

『rinato』プロジェクトは、食品ロス削減だけでなく、地域の生産者を支援するために今後もさまざまな取り組みを続けていきます。皆様のご支援が、より良い未来をつくる手助けになります。今後のプロジェクトにもぜひご注目ください。プロジェクトに参加したい外食企業も募集中ですので、興味がある方はぜひお問い合わせいただければと思います。