日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」が新たに創出する大人の特別体験『弐光』とは

1年4ヶ月ぶりに登場する新たな日本酒『弐光』

日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」は、1年4ヶ月のブランクを経て新商品『弐光（にこう）』を2024年9月24日から全国の小売店で販売開始します。この製品は、「開かれる扉、非日常への誘い」というコンセプトのもと、和梨のジューシーさと柑橘類を思わせる酸味を融合した独特な風味が特徴です。価格は9,900円（税込）で、720mlのボトルとなっており、酒類や飲食業界にも納入が進められています。

小売店での新しい市場創出を狙う

SAKE HUNDREDは、これまでオンラインを中心に販売を行ってきましたが、『弐光』は小売店と飲食店限定で展開されます。この戦略は、高価格帯の日本酒市場において「高い日本酒は売れない」という先入観を打破することを狙っています。全国のスーパーマーケットや百貨店においても取り扱われることで、高価格帯日本酒の認知拡大が期待されています。

造り手のこだわりが生むアップサイクルの日本酒

『弐光』では、米ぬかを再利用する独自の「四段仕込み」法を採用しています。この方法は、従来の三段仕込みに対し、もう一度仕込みの工程を加えることで、豊かな甘味とジューシーな風味を実現します。使用される米は、新潟県産の五百万石と山形県産有機栽培米で、甘味を生み出すために米ぬかを賢く使いこなしています。これにより、日本酒造りにおける持続可能な技術とサステナブルな社会への貢献も図られています。

楽しい食卓を演出する味わいとペアリング

『弐光』の香りは、和梨のような爽やかさとアーモンドの風味が広がります。口に含むと、柔らかな質感と共に、上品な酸味とほのかな塩味が感じられます。このバランスが日常に特別な体験をもたらし、様々な料理とのペアリングで楽しむことができます。例えば、カプレーゼやサーモンリエットなどの料理と相性が良好で、新たな和の食文化を体験することができるでしょう。

日本酒市場の新たな可能性

SAKE HUNDREDのブランドオーナー、生駒龍史氏は『弐光』を通じて日本酒の魅力を再考し、広めていく意向を強調しています。同社は、今後も様々なパートナーシップを通じて高級日本酒市場のさらなる開拓に挑む姿勢を見せています。特別な日本酒が人々の心を満たし、さらなる高価格帯市場の活性化が期待されます。