ユニリタがLGBTQ+への取り組みを評価されPRIDE指標2024でブロンズ受賞

ユニリタがPRIDE指標2024でブロンズ受賞

株式会社ユニリタが、2024年のPRIDE指標において、「ブロンズ」を受賞したことが発表されました。この指標は、日本国内における職場環境のLGBTQ+への配慮や取り組みを評価するもので、一般社団法人work with Prideによって策定されたものです。ユニリタの受賞は、同社が行ってきたLGBTQ+に関する施策が認められた証といえるでしょう。

PRIDE指標とは？

PRIDE指標は、性的マイノリティが安心して働ける職場を実現するために、2016年に制定されたこの指標には、5つの評価基準が設けられています。具体的には、以下の5つの柱から成り立っています：
1. Policy（行動宣言）：会社としての方針を明文化し、積極的に発信しているか
2. Representation（当事者コミュニティ）：LGBTQ+当事者を職場で支援する仕組みが整備されているか
3. Inspiration（啓発活動）：社員の理解を深めるための教育プログラムやイベントの実施
4. Development（人事制度・プログラム）：人事制度が多様性を考慮しているか
5. Engagement/Empowerment（社会貢献・渉外活動）：社会に対してどのようにアプローチし、貢献しているか。

これらの基準をクリアすることで、企業は「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」といった認定を受けることができます。ユニリタは、特にダイバーシティ推進に力を入れ、ブロンズ取得を目指して具体的な施策を進めてきました。

ユニリタのダイバーシティ推進施策

ユニリタグループは、中期経営計画（2024年～2026年）において、サステナビリティとダイバーシティを重視しています。社員一人ひとりの多様なバックグラウンドを尊重し、それぞれの能力を活かす環境作りを進めています。この施策の一環として、以下の取り組みが実施されています：

- 研修プログラム：役職者向けおよび全従業員向けの研修が用意されています。特にLGBTQ+の基礎知識を学ぶeラーニングに加え、ダイバーシティに関する実践的な研修が行われています。
- ダイバーシティイベントの開催：社内コミュニティの設置や、各種イベントを通じてLGBTQ+に対する理解を深めています。
- 書籍の導入：LGBTQ+関連書籍を社内に設置し、社員の学びの場を提供しています。
- アンケート調査：無記名のアンケートを実施し、社員の声を反映する姿勢を大切にしています。

また、ユニリタは「ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン（DE&I）」を経営戦略に取り入れ、持続可能な成長を目指しています。これにより、社員がそれぞれの特性を発揮できる職場風土を育成し、働きがいのある環境を提供しています。

ユニリタのIT領域における強み

ユニリタの強みは、IT分野における「データマネジメント」「サービスマネジメント」「プロセスマネジメント」といった能力にあります。これを活かし、デジタル社会におけるビジネスの効率化や生産性の向上を実現しています。さらに、持続可能な社会基盤を支えるデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援を行うことで、企業の成長をサポートしています。

ユニリタは、今後もLGBTQ+を含む多様性の尊重を経営の基盤として、すべての社員と社会に貢献していくことを誓っています。