デジタル証券準備株式会社が新たな不動産STOファンドを創設
デジタル証券準備株式会社は、2024年12月19日付で「rengaプロ第3号合同会社」によるプロ向け不動産STOファンドの組成を完了しました。このファンドは、匿名組合出資持分をブロックチェーン技術でトークン化し、安定した収益を目指す投資商品の一つです。
「renga」とは、デジタル証券準備株式会社が展開する不動産STOファンドのブランド名であり、デジタル証券の発行を通じて新たな資産形成の手段を提供するものです。この度のファンド組成に際しては、東京都内のレジデンス7棟と神奈川県内の学生マンション1棟が投資対象物件とされ、資金調達には株式会社三菱UFJ銀行の協力が得られました。特に、ノンリコースローンに関する取り組みが注目され、第一生命保険株式会社が適格機関投資家として全額出資を決定した点も大きな特徴です。
ファンドの組成にあたり、主要なステークホルダーが連携し、ブロックチェーン技術の活用による透明性の高い資産運用の実現を目指しました。具体的には、オーナーシップ株式会社が開発したプラットフォーム「OwnerShip」を使用することで、セキュリティ・トークンとしての匿名組合出資持分がデジタル化され、投資家にとって扱いやすい形式で提供されます。
STO(セキュリティ・トークン・オファリング)は、資金調達手法の一つで、分散型台帳技術を利用して電子的に発行されるセキュリティ・トークンによって資金を集める方法です。不動産STOは、物件やそれに関連する権利を裏付け資産とするデジタル証券であり、従来の不動産投資に代わる新たな選択肢として注目されています。これにより、一般の投資家が手軽に不動産市場に参加できる可能性が広がります。
デジタル証券準備株式会社は「デジタルの力で不動産投資を、当たり前に。」というミッションのもと、次世代の金融商品を展開し、国民の安定的な資産形成の手助けをすることを目指しています。悪化する経済情勢の中でも、安全に資産を増やす手段を提供し、貯蓄から投資への流れを支援する姿勢は、今後の取り組みにも期待が寄せられています。
今後も、デジタル証券準備株式会社とオーナーシップ株式会社は、安心して利用できる投資環境の整備に努め、新たな不動産証券化商品を提供することで、利用者のニーズに応え続けます。特に、デジタル証券に対する理解が進むにつれて、注目されるべき商品群となることでしょう。
会社概要
- - 会社名: デジタル証券準備株式会社
- - 設立: 2020年11月12日
- - 代表者: 山本 浩平(代表取締役CEO)
- - 本社所在地: 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ3階
- - 事業内容: 不動産STO事業(予定)
- - ホームページ: digitalsecurities.jp
- - お問い合わせ: お問い合わせ
- - 会社名: オーナーシップ株式会社
- - 設立: 2021年10月1日
- - 代表者: 松井 晴彦(代表取締役)
- - 本社所在地: 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ3階
- - 事業内容: セキュリティ・トークンシステムの開発・運用
- - ホームページ: ownership.jp