Wortalとk-IDの革新的提携
2025年4月3日、ゲーム開発者向けオールインワンプラットフォーム「Wortal.AI」は、オンラインゲームにおける年齢認証と児童データプライバシーの専門企業「k-ID」との提携を発表しました。この提携により、Game Studioやインディー開発者は、追加の実装なしでCOPPA(児童オンラインプライバシー保護法)やGDPR-Kなど、世界的に求められるコンプライアンスに自動的に準拠できるようになります。
オンラインサービスへの規制強化が進む中、広告主がコンプライアンスを遵守しないプラットフォームから広告を撤退する事例が増えています。開発者やパブリッシャーはこの圧力にさらされており、先手を打つ必要があります。ここで提携されたk-IDの技術が統合されることで、手間をかけずにコンプライアンスを維持するためのシンプルな道が開かれます。
Wortal.Gamesへの導入
パートナーシップの第一歩として、Wortal.Gamesにk-IDのツールが統合され、年齢認証や保護者同意機能が一般的な機能として搭載されました。これにより、Wortal.Gamesは、特に子供やその保護者にとって安全で、安心できるプラットフォームとして評価されるようになりました。
Wortal.Gamesはk-IDのファミリーポータルにも追加され、子供たちが安全に楽しむことのできるゲーム選定リスト「The Play List 2025」にも紹介されています。このような取り組みが、ゲームスタジオや開発者にとっての大きなメリットであることは間違いありません。
環境変化への対応
Wortalは今回の提携によって、出版、収益化、分析に加え、新たにグローバルなコンプライアンス機能を加え、ゲーム開発者向けワンストップソリューションとしての強化を図ります。Wortalを運営するDigital Will Inc.のCEO、ウイル・ボン氏は、「Wortalの使命は、グローバルな配信をシンプルでアクセスしやすいものにすることです。k-IDとの統合により、さまざまな開発者向けツールとともに、簡単にコンプライアンスを維持できます。」と語っています。
k-IDのCEOで共同設立者のキーラン・ドノヴァン氏も、「k-IDの使命は年齢に応じたオンライン体験を通じて子供や若者を保護し、力を与えることにあります。Wortalとの提携により、より安全なオンライン世界の創造が進むことを期待しています。」と述べています。
持続可能な未来への移行
デジタル環境の進化が続く中、Wortalとk-IDは、責任あるゲーム体験の提供を進めることで、より良い未来を築いていくことを目指しています。この提携は、ゲーム開発者にとっての新たな挑戦となるでしょうが、ユーザーにとってより安全で充実した経験を提供する大きな一歩でもあります。
Wortal.AIについて
Wortal.AIは株式会社デジタルウィルが提供する、ゲーム配信、マネタイズ、ディスカバリーをスムーズにするためのプラットフォームです。開発者は1つのキットを使い、複数のプラットフォームでゲームのローンチが可能です。
k-IDについて
k-IDはシンガポールを拠点にし、子供たちに安全なデジタル体験を提供する技術を持っています。年齢判定を自動で行い、地域ごとの法的要件に従った体験提供を実現します。
お問い合わせ
Wortal.AI広報部
E-mail:
[email protected]