日本の若者が環境問題に立ち向かう『プレ・ストックホルム+50 ユース会議』開催

環境問題に挑む日本の若者たち

2022年6月にスウェーデンで実施される『ストックホルム+50』会議に向け、東京都港区のスウェーデン大使館で「プレ・ストックホルム+50 ユース会議」が開催されます。このイベントは、近年活発に活動する日本の若者たちが地球規模の環境問題に対して声を上げ、具体的なアクションプランを策定する場となります。

ストックホルム＋50について

『ストックホルム+50』は、1972年に開催された国連人間環境会議から50年を記念した評価の場であり、「すべての人が繁栄するための健康な地球―私達の責任と機会」をテーマに掲げています。この国際会議では、気候変動、生物多様性の喪失、公害や廃棄物問題など、現代が直面する様々な地球規模の課題が議論される予定です。

ユース会議の目的

日本の若者が国際会議に参加するための足掛かりとして、このユース会議が企画されました。若者たちが様々な環境問題について関心を持ち、解決策に向けた具体的な行動を考えることが求められています。開催日は4月25日、オーディトリアム及び展示ホールというスペースで行われ、参加者は直接会場に足を運ぶか、オンラインで参加することが可能です。

プログラムの内容

当日は、坂本しのぶ氏や加藤三郎氏による基調講演や、駐日ケニア大使館を含む様々な専門家との対話が行われ、環境問題の解決に向けた知見や意見が交換されます。また、若者たちは、国内外の若者団体との交流を通じて、具体的な行動計画を策定するディスカッションを行います。

さらに、参加者は終了後に、得た会議の内容をもとに行動計画を発表し、ストックホルム+50会議で発表予定の行動案を練り上げていく予定です。特に国際的な舞台に参加できる数名の日本の若者は、ストックホルム＋50関連イベントや視察に招待されることになっています。

ご参加は可能です

環境問題に関心がある若者たちや、その活動を支援する団体、メディア関係者など、幅広い参加者を歓迎します。プログラムの詳細は公式サイトで随時更新され、興味のある方は早めの参加申し込みをお勧めします。

このイベントは、スカンジナビア・ニッポンササカワ財団の助成を受けて実現するものであり、後援には国連広報センターや日本気候リーダーズ・パートナーシップが名を連ねています。日本の若者が地球規模の課題に真正面から取り組む姿は、未来への希望の光となることでしょう。