シーネット、国際的な評価を受ける
株式会社シーネットは、アメリカの物流テクノロジー専門誌『Logistics Tech Outlook』から「2025年APACにおける倉庫管理ソリューション・プロバイダー上位10社」に選ばれるという名誉を得ました。この選出は、同社の物流に対する30年以上の豊富な経験や先進的なクラウドテクノロジーが評価された結果です。
Logisitcs Tech Outlook誌とは
『Logistics Tech Outlook』はフロリダ州に本拠を置く、物流業界専門の技術誌です。この媒体は、シニアリーダーや意思決定者にとって求められる最新の技術やトレンドに関する情報を提供しています。テクノロジーの進化が速い中、業界の今後を考える上で非常に役立つ存在とされています。評価選出は、顧客や業界関係者の推薦と、Cレベルのエグゼクティブやオピニオンリーダー、そして編集委員会の評価を経て決定されています。
シーネットの評価ポイント
シーネットがなぜ選ばれたのか、その評価ポイントは主に以下の7つです:
1.
深い物流専門知識:30年以上にわたって積み重ねた経験が基盤。
2.
クラウド技術の活用:先進的な技術を用いたサービスの提供。
3.
現場のニーズに応える開発:顧客の声を反映させたシステム設計。
4.
高機能で柔軟性のあるWMS:主力製品「ci.Himalayas/R2」は高機能ながらカスタマイズ可能。
5.
多言語対応:グローバルにビジネスを展開する企業に配慮したサービス。
6.
コストパフォーマンス:高品質なサービスを低コストで提供。
7.
周辺ソリューションの提供と実績:競争力のあるサービスを展開。
主力製品「ci.Himalayas/R2」は、13年連続でクラウド型WMSの売上シェアNo.1を保持しており、現在1,308センターでこのシステムが稼働しています。驚くことに、前年度からの増加率は約108%に達しました。
執行役員の見解
シーネットの執行役員、鈴木喬氏は、この受賞が「当社が一貫して大切にしている現場起点の課題解決の姿勢と、クラウドを活用した柔軟かつ拡張性のあるシステム開発力が評価された結果」と述べています。今後、アジア太平洋地域において物流の革新をさらに推進し、WMSと社外製品との連携を強化する考えを持っています。
「私たちは、WMS、TMS、動態管理などのシームレスな連携を目指し、物流オペレーション全体の最適化を図ります。これにより、業界の新たなスタンダードを築き、物流DXを加速させていきたい」と鈴木氏は明言しています。
会社概要
株式会社シーネットは、1992年に設立され、倉庫管理システムの開発と提供に特化した企業です。「現場をITで気持ち良くする」という理念のもと、営業、開発、サポートチームはそれぞれの視点から物流現場の課題解決に取り組んでいます。これからも多くの企業と連携し、物流戦略のサポートを続けていく予定です。