新たな国際オンライン研修が始動!
グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)は、「GSTC Animal Welfare in Tourism Training(観光における動物福祉研修)」という新しいオンライン研修プログラムを発表しました。近年、旅行者の価値観が変わる中で、観光における動物との関係性についても大きな注目が集まっています。特に野生動物とのふれあいや動物を活用した観光コンテンツでは、動物福祉の基準を満たしているかどうかが重要視されています。
このような背景から、GSTCは観光に携わるすべての関係者が動物福祉を正しく理解し、責任ある観光を進められるよう、今回の研修を開発しました。
研修の詳細
研修は、GSTCが設立した「観光における動物福祉ラウンドテーブル」の議論や提言を基に、GSTC、ANIMONDIAL、Animal Wiseの三者共同で作成されました。オンデマンド形式で提供され、観光現場で役立つ内容がいたるところにちりばめられています。
研修内容は以下の通りです:
- - 動物福祉の基礎知識:動物福祉に関する基本的な概念を学びます。
- - 国際的な考え方:国際基準や他国の取り組みとの比較を通じて、視野を広げることができます。
- - 観光現場でのリスク評価:社会的責任を果たすために必要なリスク管理手法を学べます。
- - 監査・評価の実践:実際にどのように動物福祉を評価するのか、具体的な方法を習得します。
特に注目すべきは、科学的根拠に基づいた「Five Domains(5つの領域)モデル」の活用です。このモデルを学ぶことで、動物の身体的・精神的状態を総合的に評価できるようになります。
当研修は、ホテル、ツアーオペレーター、観光施設、DMO、行政機関、認証・監査機関など、観光業界に広く関与するすべての方々を対象としています。受講者は自分のペースで進められるため、多忙な方にも最適です。
研修の概要
- - 研修名:GSTC Animal Welfare in Tourism Training
- - 形式:オンライン(オンデマンド)
- - 言語:英語
- - 構成:全6モジュール
- - 対象:ホテル、ツアーオペレーター、観光施設、DMO、行政機関、認証・監査関係者など
研修に関する詳細や申し込み手続きは、GSTCの公式ウェブサイトで確認できます。
詳細・お申し込みページ(英語)
動物福祉は、今後の観光産業において欠かせないテーマとなることでしょう。GSTCは本研修を通じて、観光に関わるすべての関係者が共通の理解を持ち、責任ある判断を行えるよう支援し、持続可能で責任ある観光の普及に努めてまいります。
GSTCについて
グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)は、持続可能な旅行・観光に関する国際的な標準「GSTCスタンダード」を策定・管理している非営利団体です。2007年に設立され、国連環境計画(UNEP)や国連世界観光機関(UNWTO)の支援を受けて、各国政府や観光業界のさまざまなステークホルダーとともに活動を行っています。GSTCは観光事業者を直接認証する機関ではなく、第三者機関の認定やスタンダードの普及、人材育成を通じて持続可能な観光を支援しています。