甲子園歴史館で「虎」の大書を特別展示
甲子園歴史館では、2025年に迎える「今年の漢字」の30周年を記念し、特別展示を行うことが決定しました。その目玉となるのが、2003年に選ばれた「今年の漢字」第1位の「虎」です。この展示は、阪神タイガースの本拠地である甲子園球場に隣接する歴史館で、4月8日から7月27日まで開催されます。
「今年の漢字」とは
1995年に始まった「今年の漢字」は、本来漢字の魅力を広めるための啓発活動です。毎年、その年の社会情勢を表す漢字が全国から募集され、最も多くの応募を集めた字が12月12日に、清水寺で発表されます。今年はその活動が30周年を迎え、これまでの漢字を集大成した展示が実現する運びとなりました。この特別展示を通じて、多くの方々に漢字の奥深さや美しさを再認識していただければと考えています。
特別展示の背景
今回の特別展示で焦点となる「虎」という字は、2003年に選ばれた漢字です。その年は、長引く不況の中、阪神タイガースが18年ぶりにセ・リーグ優勝を果たし、多くの人々に希望を与えました。このような背景を持つ「虎」が展示されることは、阪神タイガースの球団創設90周年を祝う意味でも特別なものとなります。
展示のオープニングイベントには、阪神甲子園球場の球場長や日本漢字能力検定協会の理事が登壇し、開催への思いや期待を語りました。特に、阪神タイガースのセ・リーグ優勝がどれだけの夢と希望を与えたか、また、その影響力を感じていただけるような展示になることを強調しました。
来館のご案内
特別展示は、兵庫県西宮市の甲子園歴史館で展開されます。アクセスは阪神電車の「甲子園」駅から徒歩約7分と便利です。展示を通じて、多くの方が当時の熱気を感じ、思い出に浸る機会となることを願っています。
「虎」の大書は、実物大のレプリカとして縦160cm、横140cmでの展示となりますので、大迫力のその姿を直接ご覧いただける貴重なチャンスです。
展示スケジュール
- - 展示名: 甲子園歴史館企画展「阪神タイガース90年のあゆみ」
- - 開催期間: 4月8日(火)〜 7月27日(日)
詳細は甲子園歴史館の公式サイト(
https://koshien-rekishikan.hanshin.co.jp/)をチェックしてください。多くの方の来館を心よりお待ちしています。