新たな一歩を踏み出す日本酒、能登の復興への願い
2026年4月27日、石川県の奥能登に位置する鶴野酒造店と金沢の福光屋が共同醸造した日本酒が発売されます。今年で3回目を迎えるこのプロジェクトは、2023年に発生した能登半島地震の影響を受けた鶴野酒造店の復興を支援する目的で行われています。今回は、特に救出した酵母を使用し、新たな酒作りに挑戦しました。
共同醸造の背景
鶴野酒造店は、創業以来、能登の風土に根ざした酒造りで知られています。しかし、2023年の能登半島地震により、同酒造店は全壊という大きな打撃を受けました。福光屋との共同醸造は、単なる酒の生産以上の意味を持っており、地域の復興と未来への希望を象徴しています。今回の新作には、鶴野酒造店が選別した約10種類の酵母の中から、発酵力の強いものを厳選して使用しています。
商品の特徴
鶴と福 2026
- - 原材料: 国産米、国産米麹
- - 精米歩合: 60%
- - 製造法: 純米吟醸
- - 杜氏: 鶴野薫子、板谷和彦
- - アルコール分: 15度
- - 日本酒度: +3.2
- - 酸度: 2.1
- - 内容量: 720mL
- - 価格: 2,090円(参考小売価格・税込)
- - 相性の良い料理: オムレツ、きんぴら、チーズ
「鶴と福」は、両蔵の特色を大切にしたデザインとともに、香り高く豊かな旨味を感じられる日本酒です。
谷泉 × 加賀鳶 2026
- - 原材料: 国産米、国産米麹
- - 精米歩合: 60%
- - 製造法: 純米吟醸
- - 杜氏: 鶴野薫子、板谷和彦
- - アルコール分: 15度
- - 日本酒度: +4.7
- - 酸度: 1.5
- - 内容量: 1,800mL
- - 価格: 3,300円(参考小売価格・税込)
- - 相性の良い料理: 甘海老の刺身、生牡蠣、白身魚の天ぷら
こちらは、両社の代表銘柄を掛け合わせたもので、軽やかでスムーズな飲み心地が特長です。
デザインとネーミング
選定された名前やラベルデザインは、両蔵のシンボルを称え、特別な意味を込めています。特に「鶴と福」は吉祥八角のラベルを採用し、その存在感を際立たせています。「谷泉 × 加賀鳶」は、ブレンド比率を示し、見た目にも一体感を持たせたデザインとなっています。
飲み手の広がり
これらの商品は、能登の酒蔵の復興に共感を寄せるすべての方々や、日本酒を楽しむ幅広い層に提供されます。お土産やギフトとしても最適ですので、興味のある方はぜひお近くの酒販店や通販で手に取ってみてください。
まとめ
鶴野酒造店と福光屋の新しいプロジェクトは、ただの日本酒の醸造ではありません。この共同作業は地域復興を願う人々の想いを形にしたものであり、ぜひ多くの方々にその味わいを楽しんでもらいたいと思います。能登の自然と歴史が詰まったこの日本酒で、復興の物語を一緒に味わいましょう。